ライフスタイル
僕の車。/TOYOTA SCEPTER WAGON 1995
2022年5月20日

車があれば!
photo: Kazuharu Igarashi
text & edit: Koji Toyoda
special thanks: Shogo Jimbo (DRIVETHRU), Kyosuke Nitta
2022年6月 902号初出
最高の気分で「コレだ」という一台を持っている人の話。どうやって選んでいるのか、心の内側も覗き見ながら、彼らの視点とグッドな車をカテゴライズ。
同い年くらいのクルマ。
TOYOTA SCEPTER WAGON 1995

もし「車が欲しい!」と望むならば、’80~’90年代の“ヤングタイマー”と呼ばれる車たちはどうか? 価値あるクラシックカーと新車の狭間で、業界では不人気車とされていたけど、その分まだお手頃なものも。もちろん中古で100万円を超える名車もあるものの、セプターワゴンや初代マーチにシビック セダンなど、隠れたグッドデザインカーがキミを待っている。今回は既存の価値観に囚われず、このあたりに目をつけて、自分だけの視点でマイカーを手に入れたシティボーイたちをたくさん見つけた。さらに言うと、この年代のものは、20~30代にとっては同世代。親近感と愛情たっぷりに車と向き合える、っていうのがなんだかんだで重要なんだ。


ボンネットに腰掛けて、気持ちよさそうにラップするBIMさんの車は、トヨタのセプターワゴン。カムリワゴンの北米仕様を逆輸入した一台だ。日本では珍しいシャンパンゴールドカラーに、垢抜けたルックスは、確かに帰国子女風! 「無駄にデカい車体が馬鹿馬鹿しくて好き」と手に入れて以来、アルバムのジャケに度々登場。トヨタとコラボした新曲「What more can I say」では、「ビムが乗るぜ、セプター」とラップで愛を語る。「新曲ができるとチェックも兼ねて、第三京浜をドライブするんです」。荷室に「ロックフォード・フォズゲート」のウーファーを搭載したこのセプターは、さながら専用スタジオ。もはやBIMという音楽家に欠かせない相棒だね。



OWNER
BIM/28
ラッパー
ピックアップ

PROMOTION
〈エル・エル・ビーン〉のフィールド・コートとシティボーイ。
L.L.Bean
2025年9月9日

PROMOTION
みんなで旅をするならAirbnbがいいよね。
Airbnb
2025年8月13日

PROMOTION
軽やかで香り高いビールとの邂逅。地中海の風を感じる、ペローニ ナストロアズーロ。
ASAHI BREWERIES
2025年9月9日

PROMOTION
『la Galerie du 19M Tokyo』で体感する、メティエダールの神髄と未来。
CHANEL
2025年9月17日

PROMOTION
〈ポロ ラルフ ローレン〉の服には、変わらない“青春”が宿る。
POLO RALPH LAUREN
2025年9月9日

PROMOTION
Gramicci Fall & Winter 25 Collection
GRAMICCI
2025年9月11日