鳥取県出身の耳鼻科医でありながら、自らを「民藝のプロデューサー」と称し、柳宗悦が提唱した民藝運動に生涯を捧げた吉田璋也を知っているだろうか? 1949年には鳥取民藝美術館を開設、1968年に『民芸入門』を発刊、はたまた地域の職人と協力のもと陶芸や木工などの分野で日用品を手掛けたデザイナーであったりと、活動は多岐に渡る。
そんな民藝界の知られざる重要人物の吉田璋也を『Swimsuit Department』オーナーの郷古隆洋さんはこれまで十数年かけて追ってきた。本展はそうして知り得た“吉田デザイン”を辿る貴重な機会だ。会場には、かつて吉田と協働した今はなき『辰巳木工』の大型家具や鳥取民芸家具が約40点ほどが並ぶ。曰く「その細部のデザインと仕上げの美しさは他にない」とか。ちなみに、時同じくして『茨城県陶芸美術館』では「吉田璋也のデザイン」展も開催中。民藝やクラフトに興味がある方は思い切ってハシゴするのもいいかもしれない。
インフォメーション
企画展「辰巳木工とその周辺」
会場:BATHHOUSE DAZAIFU/バスハウス 太宰府(福岡県太宰府市宰府2-7-6 ALBICOCCA)
会期:2026年6月6日(土)~6月21日(日)
時間:11:00~17:00
休館日:6月8日、14日、15日
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