友人宅の本棚で思いがけず気になる本を見つけると、その本の内容のことはもちろん、持ち主がどうしてその一冊を選んだのかにも思いを馳せることができて、何気に忘れられない体験になることも。そういった「他者の視点」や「偶然性」といった観点とともに本を手に取ることができるイベントが、福岡市にある『本屋青旗』で開催中だ。
第一線で活躍するデザイナーや編集者、建築家たちの元を通り過ぎた本を集めた本展。作品集や写真集、アートブックはもちろんのこと、学術書やエッセイ、デザインの教則本、展覧会のエフェメラなど、彼らの自宅や事務所、アトリエの本棚に収まっていた、内容も形態もさまざまな本が並ぶ。第一線で活躍する、「人の生活を豊かにするもの」を創る人たち。彼らの元を通り過ぎた本を手に取るということは、その創造の視点を紐解くことにも繋がるのではないだろうか。
インフォメーション
Yesterday Books
会場:本屋青旗(福岡県福岡市中央区薬院3-7-15 2F)
会期:2025年12月20日(土)〜2026年1月18日(日)
時間:11:00〜19:00
休み:水曜
Official Website
https://aohatabooks.com/blogs/exhibition/yesterday-books-3
Instagram
https://www.instagram.com/aohatabooks/
リペアアーティスト・松尾英範の個展「connecting the dots」に行く。
ヴィンテージサーフボードの修復家として、本誌(856号、サーフボーイ特集)やウェブでたまに動向を追わせてもらっている松尾英範さんが、豊田の「BESS」で個展を開催中。「リペアをアートに戻す。」という...
50周年号「Whole City Boy Catalog」発売!
POPEYE 2026年7月号「Whole City Boy Catalog」が6月9日より発売! ファッション、ライフスタイル、タウンガイドと大きく3つのカテゴリーにわけて、いまの僕たちが「これはシ...
「千歳神社蚤の市」に行く。
北海道で有数のパワースポット、千歳神社で「第五回千歳神社蚤の市」が開催する。道内各地より約50店舗が集結する本イベント。世界中の工芸品を扱う古道具・骨董品店「烏兎」やアンティークから正体不明の“ガラ...
濱愛子 展覧会「 M e m / o / r a n / d u m 」(メモランダム)をチェック。
谷崎潤一郎の名作『細雪』が最初はたった200部の自費出版だったように、様々な理由や思いから、自費で独自に書籍を制作し、身の回りの小さな半径のなかで流通させるのが「私家本」、今風に言えばZINEやリト...
展覧会「中央アジアの手仕事」が気になる。
中国の長安(現在の西安)を起点とし、中央アジアを経由してローマに至る古代の交易路網「シルクロード」上に位置する中央アジアは、古代よりさまざまな民族が行き交ったことで多様な文化が生まれてきた。そんな中...