PROMOTION
MM6 Maison Margiela
2022年2月11日
photo: Yuki Kumagai
styling: Shuhei Yoshida
hair: Nori Takabayashi
make-up: Nobuko Maekawa
edit: Koji Toyoda
special thanks: Jun Iwasaki

〈エムエム6 メゾン マルジェラ〉ってウィメンズ? と思っているシティボーイ諸君は、今すぐ考えを改めるべきだ。〈メゾン マルジェラ〉のアーカイブにインスピレーションを得たコレクションは、よく見ればミニマルなシルエットが多く、僕らも着られるコレクションが多く眠っているし、オーセンティックさの中にユニークなアイデアを反映させたアイテムは、ジェンダーレスなコレクションとしてガールフレンドと洋服をシェアすることもできるってわけだ。といってもレディスの服を僕らが着ているという感覚とは違って、今までのワードローブに新たなシルエットをもたらしてくれると言ったほうが正確かもしれない。例えばこんな素敵なフーデッドコート。大胆なドロップショルダーと袖のやや短いシルエットに身を包めば、単純なオーバーサイズとはひと味もふた味も異なる予想外の体験ができるはずだ。

一見するとデコラティブなドレスに思えるが、実はこちらはシャツとスカートのセットアップ。どちらももともとは同じピンストライプシャツだが、ひとつはベストとしても着られる2wayのシャツに。そして、もう一方はスカートに再構築。これぞ〈エムエム6〉の真骨頂とも言えるギミックの効いた服だ。今季は、世界各地の〈エムエム6〉のスタジオチームがそれぞれ手掛けたパーツを融合することで生まれたというデザインのプロセスもユニークだ。ボックスシルエットなジャケットはこのように女の子が着てもとてもかわいいし、もちろん僕らにもぴったりだ。


本当に彼女と〈エムエム6〉をシェアするとしたら、このGジャンがもっともお誂え向きなアイテムだと思う。一見ベーシックなデザインに見えるが、実は手首から肘部分にかけて大きく入ったスリットがポイント。袖の手首部分に付いたエラスティック(ゴム)を外せば、モード感たっぷりなワイドなスリーブにメタモルフォーゼ。Gジャンという枠組みからはみ出して、自由に着よう。ちなみに上写真の彼がはいたジーンズは、オーバーサイズデニムのウエスト部分をカットし、再構築した一本。ジェンダーレスなワイドストレートである。

スーパーワイドなデニムパンツとビッグシルエットのニットの組み合わせは、どことなく’90年代ヨーロッパのレイバーを彷彿とさせる。彼らが男女分け隔てのないファッションを愛したように、〈エムエム6〉のこのコーディネートにも性別はない。もちろん女の子がそのまま着ても、きっと様になることだろう。そんな服ってありそうでなかなかなかったよね。シティボーイよ、この春はBDシャツとチノパンをいったんお休みして、〈エムエム6 メゾン マルジェラ〉の門を叩いてみないか。新しいファッションの世界が開けるはずだから。
問い合わせ
ピックアップ

PROMOTION
12 HOURS ADVENTURE with DEFENDER ディフェンダーが僕らの冒険心を掻き立てる。
DEFENDER
2025年6月4日

PROMOTION
〈ティンバーランド〉の「スリーアイ クラシックラグ」と渋谷・原宿。
Timberland
2025年6月11日

PROMOTION
見上愛さんと、春風吹く東京競馬場へ。
JRA
2025年5月16日

PROMOTION
ぼくらを繋ぐ〈KEEN〉の万能シューズ。
KEEN
2025年5月30日

PROMOTION
〈OTAKARA NYC〉の色彩豊かな手刺繍の「お宝」を『NEPENTHES』で手にしよう。
〈OTAKARA NYC〉
2025年5月17日