ファッション

パンツの裾のこだわりについて。

2022年1月14日

気になった3人の自宅にお邪魔し、それぞれ定番の3本の話を聞くと、
その人のスタイルが如実に表れるディテールなのだと知った。

前田大揮(24)
『にしのや』プレス

Jacket ———– Lee
Sweater ——— used
Pants ———— Neat
Shoes ———— Le Yucca’s
Eyewear ——— Eyevan 7285

Jacket ———– used
Sweatshirt —– used
Pants ———— Cale
Shoes ———— F.lli Giacometti
Eyewear ——— Jacques Durand

Jacket ———– Lee (used)
T-Shirt ———– Cale
Pants ———— US Army (used)
Shoes ———— Vans
Eyewear——— used

どんなパンツでも短めに裾上げをするのが前田さんのお決まり。ザ・ヴィンテージの’40年代のUS ARMYのデニムだって、構わず詰める。理由は細身の靴を選ぶことが多いから。革靴は華奢でドレッシー、スニーカーはローテクで印象が軽いものだと、溜まりができる長い丈はバランスが取りにくくなるという。肝心の上げ幅の決め方は、着回しを考えず、ハマったワンコーデに徹底的に合わせること。約3㎝のくるぶしの出し具合を、自分でピンを刺しながら一本一本見極めてからお店に持っていく。結果的にたくさんパンツが集まってしまい、現在手元にあるのはなんと約70本! ちなみに真ん中のスウェットパンツは元からこの丈。自然と選ぶものも短め丈になっている。


加藤太郎(27)
『sowhat vintage』店主

Jacket———— StüssyOutdoor(used)
Pants ———— Story mfg.
Shoes ———— Nike Sfb
Cap ————— Stüssy Outdoor (used)
Eyewear ——— Jacques Durand

Jacket ———– Stüssy Outdoor (used)
T-Shirt ———– Pro Club
Pants ———— Ralph Lauren
Shoes ———— Merrell
Cap ————— Stüssy (used)

Jacket ———– used
Hoodie ———– Montane
Pants ———— Goodenough (used)
Shoes ———— Fracap
Cap ————— Nike ACG (used)

2年ほど前までは、細身のパンツが好きでノータックのセンタープレスを九分丈に仕上げてよくはいていたという加藤さん。しかしデッキシューズやローファー、クロッグなどの丸みのある靴を愛用するようになるにつれ、太めのパンツが増えた。そうはいっても裾が長いものをそのままはくと擦れるし、ロールアップすると元のシルエットが損なわれる。そこで出合ったのがドローコード入りのパンツだった。絞れば裾に生地を覆いかぶせてシルエットを生かせる上、少し見える靴下で遊べる! そう気付いてからは、同じようなものしかはけなくなってきたという。もはやレギュラーの裾でも『ユザワヤ』で平紐を買ってきて裁縫して通すほどの強者になったらしい。


北村寛汰(23)
『I&I』スタッフ

Coat————– Pendleton(used)
Jacket ———– Patagonia (used)
Pants ———— Oshkosh (used)
Shoes ———— Mephisto (used)
Neck Warmer — I&I × Rajabrooke

Jacket ———– used
Cardigan ——– used
Hoodie ———– Champion (used)
Pants ———— Levi’s (used)
Shoes ———— New Balance (used)

Jacket ———– Columbia (used)
Shirt————– PoloRalphLauren(used)
Pants ———— Levi’s for Gals (used)
Shoes ———— Puma (used)
Cap ————— Nike ACG (used)

最近はあまり滑っていないそうだが、北村くんのパンツの裾へのこだわりは、よくスケボーをしていたときの名残だ。たまたま〈リーバイス〉の517をはいて滑ったときのヒラヒラと揺れる裾に心惹かれ、フレアのパンツをよくはくように。普段着としても、絞られているものより、脚がスラッと見えてスタイリッシュ。あまり仰々しくなりすぎないよう、ストレートに近いセミフレアのものを選ぶのが好みで、合わせるトップスは腰上くらいのショート丈が多い。丈は動きやすいように、シューズの紐にかかるかかからないかの長さで統一。すると結果的に、レースアップシューズでもスケシューでもダッドシューズでも、合わせる靴は気にしないで済むそうだ。