食材に食べ頃があるように、新発売や期間限定メニューなど、街の中にはその時期にしか食べられない旬の料理が溢れている。11月は、この8皿!
アメリカンホームクッキング




カンザス州出身の姉弟が、家族のレシピをもとにアメリカの家庭料理を振る舞ってくれるお店『RoJean』が今月21日にオープン。アメリカンビスケットにソーセージ入りホワイトソースのかかったアメリカ南部の定番朝ごはん(金曜日限定)や、超スイートなピーナッツバターパイなど、リアルマザーテイストが味わえる。ジャンクなイメージが強いアメリカンフードだけど、彼らの思い出が詰まった故郷の味は素朴で優しさに満ちている。
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RoJean
コロラド州に住むおじさんが30年ほど前に作った味のある食器や、カンザス州にいるグランマと手作りしたナプキンなど、備品も“ホームメイド”。
世田谷区北沢1-9-2 ︎☎︎なし 木〜日8:00-15:00 月火水休(変更可能性あり)
チャオ カイ サテとチェーチュオイのセット

食べ過ぎて胃を休めたくなった時は、ベトナムローカルフード店『Chè 333』でチャオとチェーチュオイを。チャオとはお粥、チェーチュオイはぜんざい風デザートのこと。レモングラスと干し海老のベトナム風食べるラー油、そしてハーブで爽やかに味付けされた鶏だし中華粥と、ココナッツミルクとバナナが入ったほんのり甘くて温かいデザートを食べたら寒い冬もなんとかなる。
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Chè 333
店名の333は「バーバーバー」と読み、ベトナムで幸運を意味する数字。ベトナム製の器は併設の雑貨店『333』で購入可能。チャオとチェーチュオイのセットは冬季限定。終了時期は未定。
目黒区鷹番3-18-3 ☎︎03・6412・8866 11:00-20:00(LO19:30) 水休
カキフライとカキバター焼き


近隣のサラリーマンと上智大生が列をなす名店『かつれつ四谷たけだ』。ここの冬季限定カキメニューがとにかく旨い。岩手県大船渡産の肉厚ジューシーなカキに、特高級パン粉を使った衣がサックサクのカキフライ。お店特製の甘辛ステーキソースで味付けし、表面はパリッと香ばしいカキバター焼き。どちらも捨て難いので2日行って両方食べよう。
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かつれつ四谷たけだ
300円で味噌汁とライス付きの定食に変更可能。カキは小さければ個数を増やしてくれる。優しい。カキフライ、カキバター焼きは、それぞれ来年4月末までの予定。
新宿区四谷1-4-2 峯村ビル1F ☎︎03・3357・6004 11:00-15:00、17:00-20:00 日休
牡蠣のクリームパスタ

旬の牡蠣をまだまだ色々な料理で味わいたい。スパゲッティなら『SPAGO』の牡蠣のクリームパスタ。1983年の創業当時から愛されてきた一品で、隠し味の昆布茶が牡蠣本来の旨味を引き立てまくり。太麺で食べ応えも抜群だし、今年の広島県産の牡蠣は特に大粒でボリューミーだとか。明日行こう。
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SPAGO
クリームだけでなく、醤油ベース、トマトベース、辛いトマトベースも注文可能。その日の気分で色々試したい。メニュー終了は3月頃を予定。
渋谷区神宮前2-35-9 ☎︎03・3497・0721 11:30-21:00 日休