ファッション

キャシディ ホームグロウンがはじめて作った時計がどこまでもオーセンティック。

2021年9月18日

photo: Kazuharu Igarashi
text: Ku Ishikawa
2021年10月 894号初出

キャシディホームグロウンの時計
八木沢さんはトラディショナルなブラックウォッチ風のストラップに。(¥31,900)

『原宿キャシディ』のレジ前に置いてあった時計にふと目をやると、文字盤に「CASSIDY HOME GROWN」と入っているではないか。店主の八木沢博幸さんに聞けば、もともと仕入れていたイギリスのアクセサリーブランド〈スマート ターンアウト〉が時計の生産をやめてしまい、他のブランドを探すもなかなか気に入るものがなかったから、それなら自分たちで作ろうと生まれたオリジナルだった! 飽きずに使えるベーシックなデザインであること、そして気分に合わせて付け替えられるようにスペアベルトの選択肢が多いこと。メイド・イン・ジャパンで文字盤のデザインはすべてオリジナル。仕様はクオーツで生活防水。お店の品揃えと1㎜もズレていないスタンダードなものづくりだ。

キャシディホームグロウンの時計ベルト
ベルトは全部で13種類。最初はベージュのコットンのベルトが付属。ストライプはレジメンタルタイにありそうなカラーをチョイスしている。丈夫なナイロン製だ。1本(¥2,750)

インフォメーション

原宿キャシディ

いつも楽しみにしている、〈キャシディ ホームグロウン〉のオリジナル。この秋冬は、ヘリンボーン生地のオリーブグリーンのジャケットを狙っている。○東京都渋谷区神宮前6-6-4 ☎03·3406·3070 11:00〜20:00 無休