フード

チャトニーで朝食を。

WHOLE CITY BOY CATALOG

photo: Koh Akazawa
text: Kosuke Ide
2026年7月 951号初出

2026年10月18日

写真中央にある「Fenberger House Chutney」は『フェンバーガーハウス』のウェブサイト(fenbergerhouse.com)で購入可能。長野県佐久市の『Yushi Cafe』『Maru Cafe』『the OK bread & pizza』『ケケケ商店』「多津衛民芸館」、北佐久郡御代田町の『tsubu.』でも販売している。

「チャトニー」とは英語で言う「Chutney」、つまりは「チャツネ」のこと。果物や野菜と香辛料を煮詰めて作るこの調味料は、日本ではカレーに添える茶色く甘いアレと相場が決まっているが、実はイギリスではずっと幅広い料理に使われる、身近な保存食として多種多様なチャトニーが親しまれている。元々は東南アジアで発祥しインドに定着、かつてインドを植民地にしていたイギリスの文化と混交して生まれたもので、リンゴ、プラム、梨、玉ねぎ、トマト、茄子などの旬の素材に、多彩なスパイスと酢と砂糖を入れて煮込む。甘酸っぱいチャトニーはチーズ、パン、ハム、パイなど色々な料理に添えて楽しめる。イギリスのスーパーでは多くのチャトニーが売られているけど、各家庭で作るホームメイドの味もいい。そんな英国式チャトニーを販売する長野「フェンバーガーハウス」のマクドナルド玲さんに、代表的なりんごを使ったレシピを教えていただいた。少し早く起きた日は、サンドイッチとチャトニーで朝食を。

RECIPE(400g瓶約8本分)

INGREDIENTS
◌ りんご 1.4kg(約10個)
◌ 玉ねぎ 1.4kg(約8個)
◌ レーズン 400g
◌ 粗精糖 680g
◌ 純米酢 600㎖
◌ レモン果汁 2個分
◌ コリアンダーパウダー 小さじ1.5杯
◌ カルダモンパウダー 小さじ1.5杯
◌ クローブ 7粒

DIRECTIONS
1. りんごは芯を取り皮を剥き、薄くざく切りに。玉ねぎは粗みじん切りにする。
2. りんごは芯を取り皮を剥き、薄くざく切りに。玉ねぎは粗みじん切りにする。
3. 混ぜてもグツグツし続けるようになったら弱火にする(ここまでで約30分)。
4. ここから1.5時間、煮込む。ときどきかき混ぜて、混ぜた際に鍋の底が見えるくらいに重く固まったら火を止める。後半は焦げ付かないよう4分に一度くらいのペースでかき混ぜる。
5. 温かいうちに清潔な保存瓶に入れる。冷暗所にて1か月間熟成させ完成。1年間保存可能。