身の回りには常に情報が溢れ、インターネットやSNS、はたまたAIなどという便利すぎるツールまで登場してしまった現代。こんな時代に、本や雑誌を所有することの意味とはなんなのか。そんなことを考えながら行きたい展示がこちら。インターネットに流れる「情報」ではなく、どうしても紙で残しておきたい「感情」を必要な量だけ刷りたいという思いから、2019年に始まったのが「NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)」。出版社であると同時に、発行する雑誌名、そして印刷製本所の名称でもある。
金沢21世紀美術館で開催中の「NEUTRAL COLORS NEW CIRCUIT」では、取材、編集、デザイン、レイアウト、印刷、製本、流通という出版にまつわる工程を有機的につなぎながら、個人的な体験や創作、記憶を、リソグラフなどのハンドメイドな印刷手法を交えた唯一無二の誌面で発信し続ける「NEUTRAL COLORS」の活動そのものを紹介する。金沢で活動する独立系書店や印刷所、デザイナーらの協力も得ながら、出版サイクルの新しい形を模索。1年間の活動を”サーキット”に見立て、出版社、事務所、印刷製本所として機能する会場が、作業内容に応じて変化していく様子にも注目したい。会期中は講演会や、公開インタビューなども実施するので、こまめに要チェックだ。
提供:金沢21世紀美術館
インフォメーション
NEUTRAL COLORS NEW CIRCUIT / ニュー・サーキット
会期:2026年9月15日(火)~2027年4月18日(日)
場所:金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
休場日:月曜日(ただし9月21日、10月12日、10月26日、11月23日、1月11日、3月22日は開場)9月24日、10月13日、10月27日、11月24日、12月29日〜1月1日、1月12日、3月23日
時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで、1月2日〜3日は17:00まで)
Official Website
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=65&d=1857
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