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〈adidas Originals〉とシティボーイの肖像。#10

Tomoki Kubota(25)_Photographer

2025年1月7日

〈adidas Originals〉とシティボーイの肖像。


photo: Ryohei Ambo
illustration: Kouzou Sakai
styling: Kazuro Sanbon
grooming: Risa Fukushima
edit: Koji Toyoda

#10 Tomoki Kubota(25)_Photographer

スニーカー「EQUIPMENT CUSHION」¥18,700、フルジップスウェットパーカ¥20,900、リフレクトクルーネックスウェットシャツ¥25,300、スウェットパンツ¥18,700(すべてadidas Originals/アディダスお客様窓口☎︎0570・033・033)

三ノ輪のレストラン『ハンバーグレストラン兜』でハンバーグをかっ喰らう“jacK”こと久保田友基くんは、まだ駆け出しのカメラマン。この〈adidas Originals〉のページや『POPEYE』本誌のファッション撮影を何かとお願いしている写真家の安保涼平さんのファッションシューティングの助手として来たのが初めての出会いだった。

口数は少ないけれど、独特の存在感を放ち、ロケハン時のスタンドイン(モデルの代わりに画角に入ること)の安定感は本番のモデル以上! いつかは彼をモデルに撮影してみたい。そんな個人的な願いがついに叶ったのが、この「〈adidas Originals〉とシティボーイの肖像。」のラスト回ってわけ。

スニーカー「EQUIPMENT TAKUMI SEN」¥25,300、トラックトップ¥24,200、トラックパンツ¥16,500、ロングスリーブTシャツ¥12,100(すべてadidas Originals/アディダスお客様窓口☎︎0570・033・033)

そんなjacKは、カメラマンとして地に足をつけたばかり。友達周りの頼みとあらば、モデルカットも撮影するが、基本的にはドキュメンタリー写真を撮ることに専念している。
「ドキュメンタリーといっても、“戦場に赴いて”といった類のものではなくて。日本に受け継がれた伝統工芸に従事されている方々の仕事や暮らしなどをカメラで記録したいと思っていまして。今年は会津の古民家を受け継いだ友達の自宅を一緒に3ヶ月かけてリノベーションしたり、山形の老舗藍染店『野々花染工房』に何度か足を運び、職人の方々を追っかけてみようと思っています」

1日とか1週間とかではなく、3か月! 写真を撮影するのに長い期間を必要と感じるようになったのには、昨年の能登半島地震の後にボランティアで訪れた経験がかなり大きいとか。

「被災地に到着しても、すぐにシャッターを押すことができなかったんです。まずはカメラを傍らに抱えたまま復興の手伝いや被災者の方々と交流しながら、被災地を色々見て回る日々。『俺、写真を撮れるのかな?』と思っていたあるとき、自分の中の気持ちと風景がようやくシンクロし、ついにシャッターを押すことができたんです。そこでわかったのは、自分の場合、魂を込めて写真を撮影するには時間が必要ってこと。暮らしや営みの中に入り込んで、“風景”を切り取るドキュメンタリースタイルの写真が僕には向いていると。ようやく自分の進むべき道を見つけたような気がするんです」

スニーカー「EQUIPMENT CUSHION」¥18,700、フルジップスウェットパーカ¥20,900、リフレクトクルーネックスウェットシャツ¥25,300、スウェットパンツ¥18,700(すべてadidas Originals/アディダスお客様窓口☎︎0570・033・033)

今写真を撮る際にもっとも必要だと感じているのが人としての成長。
「とくにポートレート写真は“人対人”だからこそ、撮影する側も人間的な深度が深くないといけないと最近つくづく思うようになったんです。だから、今は自分自身の成長を図るべく、様々な土地に足を運んで、色々な人たちとたくさん交流することをテーマに生きるようにしています。その一方で、昔からの仲間たちと別の形でコミュニケーションを取るようになってきました。三ノ輪の『Café KABUTO』(『ハンバーグレストラン兜』の隣に併設)を拠点に〈ヨーメーン〉というブランドを手掛けるカミルやグラとは仲良しなんですが、昔みたいにただ駄弁っているだけじゃなく、最近は一緒に革の端材(レザー工場で廃棄になった材料)を使用して、革小物を作るようになりました。ああでもないこうでもないとディスカッションしながら物を生み出す行為は単純に楽しくて、2人との関係性もより深度が増したような気がします」

もちろん、『お、今いい瞬間』と思えば、カメラを取り出して撮影する。写真を撮るという行為がより自然に、自分の手足のようになってきたと嬉しそうにjacKは話す。
「彼らの地元である三ノ輪の街並みもだいぶいい雰囲気で。制作の休憩がてら周辺を散歩するときは呼吸するように街の景色を記録しています。それがまとまったときは皆さんに見てほしいですね」

jacKがんばれ! いつかは『POPEYE』で人取材や街取材を共にできることを首を長くして待っているよ!

EQT

インフォメーション

〈adidas Originals〉とシティボーイの肖像。#10

adidas Originals EQUIPMENT series

jacKが履いているのは、90年代にベスト・オブ・アディダスと称されたEquipment(エキップメント)の最新モデル。同シリーズを象徴するグリーンのカラーと、リフレクティブ仕様のパーツを搭載し、アップデート。なんと今回はシューズだけでなく、アパレルもリフレクティブ仕様に。街から街へ、まだ見ぬ面白いスポットを探しに、昼夜問わず、東京を隈なく歩き倒すシティボーイにとって、新しいバディの登場!? 拘りが詰まったこのコレクションをまずは手に取ってみて!

Official Website
https://www.adidas.jp/