ファッション
親しみしかないレトロ顔のハイスペックシューズ。
2024年9月19日
スニーカー感覚で扱える、ソリッドなルックスのテクニカルシューズが人気だ。ショーツにデニム、そしてスラックスにも合うファッション性の高さはもちろん、クッションや安定性などのテクノロジー面も申し分ない。アウトドアシューズ部門のチープシックはこちらで決定! と申し上げたいところだが、一方で若干のアナログ感をたたえたレトロ顔がじわじわと気になっている。暖色系がよく似合い、つま先にかけてポテッとした形状がどうにも愛らしい。肩肘張らず、ずっと付き合えるような雰囲気が懐かしくも新しい。足を入れたら、機能的にもいい塩梅で、すっと馴染む感じもまたいい。皆にまだ発見されていない状況だからこそ、先んじてワードローブに加えて街を闊歩するのはシティボーイらしい選択だろう。今、僕らが気になるのはこの6足!
重くて当たり前だった’70年代のトレッキングシューズ界に軽量という画期的な文化をもたらしたのが、英国の〈ハイテック〉。こちらの「シエラライト」はその象徴的な存在。そう聞けば、手に取らない理由はない。茶とネイビーの配色もいいね。¥25,300(ハイテック/ムーンスター カスタマーセンター☎0800·800·1792)
トレッキング文化圏のユーロには、僕らの知らないチープシックなハイキングシューズが眠る。こちらはスペイン・バレンシアの〈セガーラ〉。まずグッドデザインなアッパーに惹かれるが、バルカナイズド製法で圧着したラバーソールとのコントラストもお見事。¥19,800(セガーラ/シャーロックホームズ☎03·6303·2686)
細分化された〈モンベル〉のシューズ部門において、ハイキングシューズに振り分けられる「クラッグホッパー レザー」。レトロ顔ながら、ゴアテックスアッパーに、優れたグリップ力を叶える独自の「トレールグリッパー」ソールを備えた本格派。山から街へ垣根なし。¥18,370(モンベル/モンベル・カスタマー・サービス☎06·6536·5740)
老舗マウンテンシューズメーカーの〈スポルティバ〉は、イタリア生まれらしい洒落感が漂う。2010年代からロングセラーのアプローチシューズ「ボルダー エックス」も差し色の赤が効きまくる。ヒールまで繋がるシューレース構造もユニーク。もちろんフィット感は格別よ。¥25,300(スポルティバ/日本用品)
あまり耳馴染みのない〈オボズ〉は、モンタナ州ボーズマンに拠点を構えるアウトドアフットウェアブランド。過去に全米3位のシェアを獲得した実力派で、すべてのパーツを自社開発する。アイコンモデルは「ソートゥース エックス ロー」。’90年代らしいミドルスクールなデザインがたまらない。¥27,500(オボズ/ユニグローブ☎03·5422·7544)
最後に一つ変わり種を。「トラッカー Ⅱ FG」は、ベアフット(裸足)シューズの第一人者〈ビボベアフット〉によるもの。形こそトレッキングだけど、その真骨頂はソール。扇形の足型に、クッション材なしの薄型ソールは、地面に根を張っているような履き心地で新鮮。¥33,000(ビボベアフット/ノマディクス)
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