カルチャー

まなびじゅつ Vol.4

四限/ホームルーム「校長・田附勝さん登場!」

2024年10月28日

cover design: Katsuyoshi Mawatari
jingle, edit: Ryoma Uchida

美術批評・写真研究を行う村上由鶴さんと、POPEYE Web駆け出しライターのウチダが、美術にまつわるあれこれを学び雑談するポッドキャスト番組。

 国語、算数、理科、社会、音楽、美術、体育などなど、学校で習ってきた様々な「教科」。この番組は、そんな教科と日常生活について、”美術の視点”を用いながら「考えながら喋っていく」雑談ポッドキャスト。

 “まなぶ”といっても、受験のために役に立つとか、なにかを覚えるとかじゃなく、身の回りの出来事やニュースをきっかけに、気軽に喋りながら一緒に考えを深めていくことが目的です。

 これまで「美術」「国語」「社会」と続けてきた当番組。今回は少し趣向を変えて、この番組の発起人であり、まなびじゅつ校長(?)の、写真家・田附勝さんをゲストにお招きし「ホームルーム」の時間を開催してみました。

「世の中で同時代的に起こる問題に対し、日本にいる自分たちはどんなことができるか」「どのようにコミュニケーションをとっていけば良いのか」そして村上さんが著書(『アートとフェミニズムは誰のもの?』)で取り上げた言葉「批判的に考える勇気」の『批判的』とは何なのかをテーマに、雑談しながら考えていきます!

※5月23日に収録したものを放送しております。番組内で話題にあがるニュース/情報は収録時点のものです。

ホームルーム「校長・田附勝さん登場!」

番組ゲスト

田附勝

たつき・まさる|1974年、富山県生まれ。写真家。2011年に刊行した写真集『東北』(リトルモア)で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞。近年は発掘当時の新聞紙に包まれ博物館などに収められた縄文土器片を撮影し、折り重なる時間と空間を写し出した『KAKERA』(T&M Projects)を2020年に発表。

番組出演者プロフィール

村上由鶴

むらかみ・ゆづ|1991年、埼玉県出身。秋田公立美術大学助教。写真、現代美術、人権課題についての執筆活動を行う。2022年2月よりPOPEYE Webにて「おとといまでのわたしのための写真論」を連載中。光文社新書『アートとフェミニズムは誰のもの?』(2023年8月)、The Fashion Post 連載「きょうのイメージ文化論」ほか、雑誌やウェブ媒体等に寄稿。


内田稜真

うちだ・りょうま|2000年、神奈川県出身。大学在学中に「POPEYE Web」のスタッフらと知り合い、そのままライターとして活動中。最近は『Los Apson? 低空飛行の30年”?”』、『エフェメラを探して。』、『Goozen(グーゼン)という名のギャラリー。』などアートやカルチャー、福祉などの記事を中心に執筆中。