ファッション

6月の『POPEYE NOTES』 #3

2023年6月25日

photo: Nagahide Takano
text: Tamio Ogasawara
cooperation: Takahiro Goko
2023年7月 915号初出

本誌で毎月定例でお届けしている「POPEYE NOTES」。本誌が販売している間だけ、Webでも一部公開!

1. COMOLI

¥39,600

よほど日差しの強い日などは長袖のほうが体にやさしくて涼しいと気づいた今日この頃。薄手で柔らかくて、風通しもよくて、乾きやすいという〈コモリ〉の新型プルオーバーシャツが一番着てみたいなと。生地はインド製の手織りのカディコットン。グラフチェックもかわいいね。(コモリ/ワグ インク☎03·5791·1501)

2. DESCENDANT × SCOTT

ハワイローカルの〈スコット〉と一緒に作った〈ディセンダント〉のビーチサンダルの、ストラップの柄はなんとマヒマヒだ(日本ではシイラ)。過去に見たテキスタイルの中でも断トツにお洒落だと思うのは僕だけじゃないはず。天然のアースカラーって芸術してるね。(ディセンダント

3. DREAM DREAMS MANUEL JIMÉNEZ

メキシコのフォークアートのひとつ、オアハカンウッドカーヴィング。こちらはその創始者であるマヌエル・ヒメネスの’40年代からのヴィンテージ作品と歴史を追った貴重なタブロイド本。吉祥寺『LABRAVA』の山本敦子さんと正宏さんらが20年以上収集し、研究した成果がここにまとまる。タイトルは「夢はマヌエル ヒメネスの夢をみる」。(LABRAVA☎0422·20·6956)

4. VISVIM

¥272,800

ついに、ポパイ編集部もある東銀座に『F.I.L. GINZA』がやってくる。場所は、前から格好いいと思っていた昭和通り沿いに戦前から残るレンガ造りの素敵なビル。オープンを記念して、絞り染めシルクをパッチワークにして真綿を詰めた開襟シャツが銀座店限定で発売だ。オープンは8月頃とのこと! ○東京都中央区銀座1-20-17 ※オープン前問い合わせ先:F.I.L.TOKYO☎03·5778·3259

5. 5DW

僕らの大先輩であるスタイリスト石川顕さんが、糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)と、『5DW メンズショップイシカワ』なるプロジェクトを立ち上げ、さまざまなブランドとコラボ! その第1弾がこちらで、紳士のための紳士靴下ブランド〈Tabio MEN〉と一緒に作った、紳士らしからぬソックスセットに、「MY CUSTOM STUDIO」でカスタムされた〈Fruit of the Loom〉のアンダーウェアセット。北海道・東川町の『LESS』が「Daiichi Rubber」と作った“硬い、重い、壊れやすい、1日履くと足が疲れる”といった長靴のデメリットをすべてクリアしたラバーブーツに、〈Aulico〉のシャツ地のロングスリーブTシャツも登場だ。トラッドな先輩のパンクな思考に注目! ちなみに、5DWは5 Days a Week。平日から楽しもうよ。(すべてほぼ日

※素敵なモノばかりなので売り切れてる可能性があります。ご了承ください。