カルチャー

☑️今週末のTO DO LIST

面白いことはすぐチェック。予定を埋めてエンジョイ!

2022年9月3日

9月3日は「秋の睡眠の日」。季節の変わり目は体調を崩すこともあるからしっかり休んで、ついでに週末をエンジョイしよう!


☑MOVIE

『地下室のヘンな穴』
カンタン・デュピュー(監)を観る。

(C)ATELIER DE PRODUCTION – ARTE FRANCE CINEMA – VERSUS PRODUCTION – 2022

ものすごくヘンな映画だ。「時間が12時間進み、肉体が3日分若返る」穴を地下に有する物件に住むことになった夫婦をめぐる物語なのだが、描きようによってはいくらでもシリアスになりうるのに、めちゃくちゃオフビートなコメディなのだ。最終的にこの穴は、『ドラえもん』的なひみつ道具のような役割を担うことになるのだが。それにしても、スマートペニスを身につけた夫の上司がまぁまぁ物語に介入してくる辺りには、爆笑せざるを得なかった。9月2日より公開。


☑EVENT

辻村史朗展@代官山 蔦屋書店

メトロポリタン美術館や大英博物館にもその作品が所蔵されるなど、国内外でも熱く支持される陶芸家・辻村史朗の展示が代官山蔦屋書店にて開催。独特の色彩や佇まいがその魅力。今回は永年制作している油絵や新作のガラス絵の展示も行われるというから、その世界観を存分に堪能できそうだ!

会期:2022年8月29日(月) – 9月11日(日)
時間:蔦屋書店 営業時間の通り
場所:蔦屋書店2号館1階 ギャラリースペース


☑FOOD

冷やし中華、始めてる?
Hiyashi-Chuka for City Boys

photo: Kazuharu Igarashi, Megumi Uchiyama, Kunihiro Fukumori
text: Yuichi Samejima, Ryoko Iino, Toyofumi Makino
edit: Asuka Ochi
2015年8月 820号初出

白金高輪/中國料理 聚寳園の五目冷しそば

具材は前菜としてもしっかり味わえる。五目冷しそば¥1,400

 今でこそよく聞く「オーガニック」という言葉だけど、『聚寳園』は創業した30年前から安心できる食材を使用。畑を作ってしまうほど食材に関心があった初代の考えは2代目にも受け継がれている。名物の蟹のあんかけ炒飯をはじめ、自然で滋味深い味に加えて、淡い色合いが美しいメニューも特徴。五目冷しそばもその一つで、キュウリは丁寧に皮が剥かれ、きれいなパステルカラー! 具にはベジミートと呼ばれる“豆腐の肉”も。これは精進料理として中国では古くから馴染みのあるものらしく、“オーガニック中華”とは伝統に忠実な料理なのだと納得。

インフォメーション

中國料理 聚寳園

○東京都港区白金2-3-17 ホワイトヒルズ白金2F 
☎03・3445・7007 11:30~14:15・18:00~21:15 火・水休

恵比寿/栄楽の冷やしそば

甘酸っぱいオーソドックスなタレは安心の味。冷やしそば¥1,000

 建物は新しいのに、表には「創業昭和三十五年」の看板。店内には創業当初からの古い招き猫があったり、昔の写真が飾られていたり、現在と過去が交差する不思議な雰囲気。もともと原宿にあったが、4年前に現在の恵比寿に移転してきたという。店のご近所さんだけでなく、原宿時代の常連さんが今でも名物のカレーそばやチャーハンを求めて顔を出すというから、味は確か。冷やしそばは、厨房の奥にある年季の入った製麺機で仕込む自家製麺。細く均等に切り揃えられた具材がとにかく美しい! こうすることで食感が格段によくなるそうだ。

インフォメーション

栄楽

○東京都渋谷区恵比寿2-12-15 
☎03・5420・6662 11:30~14:00・18:00~20:30 日・月休


☑TV&RADIO

9月3日(土)28:00〜NHK BSプレミアム『MUST BE UKTV』

朝の4時まで起きているようなダメな日か、ちょっと早起きした日に見ることができる「MUST BE UKTV」。古き良き”洋楽”を味わうことができて、1日の終わりにしても始まりにしてもいい気分になれる。この日はクール&ザ・ギャング、シーラ・E などの映像を紹介。

9月4日(日)24:00〜J-WAVE『RADIO SAKAMOTO』を聴く。

2ヶ月に一度のお楽しみ「RADIO SAKAMOTO」。ナビゲーターは病気療養中の坂本龍一氏に代わり、元GQJAPAN編集長の鈴木正文さん、ゲストは思想家・武道家の内田樹さん。教授の復帰を願いつつ、今週はどんな話が聞けるか楽しみ。


☑PICK UP

旅 旅 旅〜

写真・文 坂口恭平

手の旅のはじまり。

君も、1976年に旅してみないか?

サウスアベニューさんによるタウントーク。

【#1】プーアル茶を巡る旅。

吉添裕人/ミラノサローネと歩むデザインの旅


☑BOOK

『ポスト資本主義の欲望』を読む。

『ポスト資本主義の欲望』
マーク・フィッシャー(著) 大橋完太郎(訳)

先鋭的なポップカルチャー論者であるマーク・フィッシャーが、2016年度にロンドン大学ゴールドスミス・カレッジでおこなった講義録。生涯をかけて、資本主義社会を覆う閉塞感を暴き、その打破を試みようとした彼の次なる思考の断片が、“生”のまま放り投げられる。しかし自ら命を絶ってしまったため、その断片がひとつの形に収まることがなかったのが残念だ。その仕事はこの読者に委ねられている、ということだろうか。¥2,970/左右社


☑ART

景観観察研究会「八甲田大学校」 @ 青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)

アート(art)という言葉の語源はギリシャ語で「技術」を示すアルス(ars)からきているといわれている。アーティストと研究者たちで構成されたコレクティブである景観観察研究会は、「古来、芸術と科学は一体であり、僕ら人間の生きる術(すべ)であった。」という視点に立ち返り、八甲田連峰のふもとという自然環境を活かしながら、芸術から学術の垣根を超えた作品やプログラムを展開する。そこで得られる体験や知識は、まさに私たちのこれからの生きる術になっていくに違いない。

会場:青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)
会期:2022年7月16日(土)〜9月25日(日)
時間:10:00〜18:00(展示棟ラウンジは9:00-19:00)
休み:会期中無休
料金:無料