いま行きたいイベント、展示、観たい映画、読みたい本、聴きたい音楽…etc。こちらのページで毎日更新中!

『日本映画の「働き方改革」 現場からの問題提起』を読む。
映画を観ることは楽しい。しかし、その楽しさが、誰かの労働力の産物であることは忘れちゃいけない。今、ハリウッドで巻き起こった#metoo運動が邦画界にも波及し、様々な意味で問題含みの労働環境を見直す機運...

みんぱく創設50周年記念特別展 「吟遊詩人の世界」に行く。
世界各地を広範に移動し、詩歌を歌い語る「吟遊詩人」。彼らは伝承の語り部であり、戦場で兵士を鼓舞する楽師であり、権力者を揶揄する批評家であり、ニュースを伝えるメディアであり、芸人であり……。ときには畏...

「写真植字の百年」に行く。
文字文化を愛する全ての人はここへ集まれ! 現代は大デジタルフォント時代。ただ少し過去に遡ってみると、印刷文字は「活字」か「写真植字」が主流だった。中でも日本語においては、膨大な金属活字を用いる活版印...

トニー・アウスラー「Transmission」に行く。
テクノロジーやメディアがいかに人々の心理に影響を及ぼしているか。ウェブメディアをやっている自分が言うのもなんだけど、たしかに現代的な問題を孕むテーマだ。本展でフィーチャーされているトニー・アウスラー...

『ミュージカル映画が《最高》であった頃』を読む。
日本を代表する演劇研究家が、黄金時代のミュージカル映画について語り明かした一冊。ページを繰るごとに蒙を啓かれるが、とりわけ当時を代表するスターであるフレッド・アステアとジーン・ケリーについて、前者が「...

MURABANKU。2年振りのニューシングル&自主企画をチェック。
今月号のバンド特集でもフィーチャーしたスチャラカコアなインストバンドMURABANKU。が10月23日(水)、生まれたてほやほやの新レーベル〈テーチレコード〉より3曲入りシングル「青梅街道」をデジタ...

川島小鳥と臼田あさ美による『ソウルメイト』をチェック。
公私ともに親交のある俳優・臼田あさ美&写真家・川島小鳥。そんなふたりによる写真集「ソウルメイト」が〈YYY PRESS〉より10月下旬に刊行される。 タイトルにもあるように、写真集の舞台となるのは...
中小小売商業活性化フォーラム「商店街よ、永遠に~これからの時代、商店街に求められるもの~」が気になる。
「街の顔」であり、地域コミュニティを形成する「場」である商店街。今年度の中小小売商業活性化フォーラムでは、「商店街よ、永遠に 令和の時代、商店街に求められるもの」をテーマに、編集者・評論家の山田五郎氏...

イラストレーター/アーティストの三上数馬による個展「SELF SCOPE」に行く。
イラストレーター/アーティストの三上数馬による個展が開催。本誌『POPEYE』や『POPEYE Web』をはじめ、雑誌、広告、書籍、店舗のアートワークなど幅広い分野で活動する作家だ。その魅力はなんと...

Ayami Hatano『boy’s soul』発売記念展に行く。
「magazine for city boys」を謳う小誌であるが、同じく街なかの”boys”たちにフォーカスし、活動をするアーティストがAyami Hatanoだ。作家がテーマとするのは記憶の保存。...

展示販売会『山陰の民窯』に行く。
展示タイトルで興味を惹かれたお目が高いあなたは必見! 都内ではちょっと珍しい山陰の焼き物にフォーカスした展示販売会が、蒐集家・郷古隆洋さんによるアポイントメントショップ『BATHHOUSE SHIB...

写真展『between A and B』に行く。
気鋭の写真作家×これからの時代を担う10代。ちょっと異色なコラボレーションによる注目の展示がこちら。「部屋」を模した4つの小さな空間で広がるのは、オノデラユキ、Nerhol、濱田祐史、迫鉄平ら国内外...

関口大地『把握』をチェック。
「周りのスケートコミュニティを、もっと世界へ露出していきたい」そんな思いからこのビデオを製作したのが〈Supreme〉スタッフの関口だ。彼は18歳でLos Angelsに渡り、20歳のときにNew ...

柴崎重行作品集『PENKERU』発売記念イベントに行く。
一家に一台、といえばテレビのイメージがあるが、一家に一匹といえばもうそれは「木彫り熊」だ! しかも2024年は、みんなにとって馴染み深いそんな「木彫り熊」が誕生してから、ちょうど100年目に当たる記...

『日比谷時間特別企画 ~HIBIYA RENAISSANCE~渡辺謙 トーク&ライブ』に行く。
来年11月3日に開業135年を迎える『帝国ホテル』。今年から来年にかけての一年は、「美しい驚きを創る。」というスローガンのもと、スペシャルイヤーを記念した様々なイベントが開催されるとのこと! エン...

『探偵小説の世界へようこそ』に行く。
「(略)ミステリにふさわしいのは、時代遅れと云われようが何だろうがやっぱりね、名探偵、大邸宅、怪しげな住人たち、血みどろの惨劇、不可能犯罪、破天荒な大トリック……絵空事で大いにけっこう。…(略)」なん...

『サニー』を読む。
日本を舞台に、在日外国人スージーと、行方不明となった夫が遺した夫が最先端の家事ロボットをめぐるダークスリラー。ラシダ・ジョーンズや西島秀俊なんかが出演したAppleTV+ドラマの記憶も新しいが、それに...

『老いぼれを燃やせ』を読む。
ディストピア小説の傑作『侍女の物語』で知られる、アトウッドの短編集。タイトルが強烈すぎる表題作では、老人ホームに火をつけて回る集団と対峙する老女を描いているのだが、「老人の延命治療に社会保障費を使う...