カルチャー
【#4】コウちゃん
2021年10月4日
text: DOKIDOKI CLUB
埼玉県某所にヤバい駐車場の看板があると聞き、行ってきたときの動画です。
月極駐車場の極と駐の間に、よく見ないと気づかない小さな謎のイラストが描かれているのです。

まずコウちゃんが誰なのか、ほとんど人に気づかれないようなイラストなのにわざわざコウちゃんと矢印で示し誰に教えようとしているのか、なぜ駐車場の看板に描かれているのか、ものすごく気になりすぐに「月極駐車場 コウちゃん」と検索してもまったくヒットせず、さらに看板がある場所の地名や、イラストという言葉を付け足して再度検索してもまったくネットでは見つかりませんでした。近辺の駐車場を歩いて回ってみたのですが、コウちゃんのイラストは見つからず、もしかするとこれは誰かに向けての暗号なのか、人に気づかれないように何かの組織の陰謀なのかとまで考えてしまいました。結局コウちゃんのことは分からず終いだったのですが、自分のインスタグラムに撮った動画を投稿しました。すると数ヶ月したころに、なんとこの看板の製作者だと名乗る方からコメントをいただいたのです。

コウちゃんはこの駐車場のオーナーの方らしく、恥ずかしいのでイラストをこのサイズにしたということなのですが、そもそもなぜイラストを描く必要があったのか、恥ずかしいからイラストを小さくしたということはイラストを入れないといけない理由があるのか気になってしまい、私は思い切って製作者の方にメッセージを送り会いに行ってきました。

写真の左側が看板を製作した吉田さんで、右側がコウちゃんのイラストを描いた福沢さんです。
コウちゃんのモデルになった方は小山コウイチさんという方で、3人は元々同じ会社の同僚だったそうです(吉田さんと福沢さんは現在独立)。今から10年ほど前に当時の会社のホームページをつくる際に、天然なところがある小山さんの発言や行動を紹介するワンコーナーをつくろうと企画され、コウちゃんのキャラクターができたそうです。企画書もつくり、たくさんのネタやアイデアがあったのですが、結局その企画は実現されませんでした。

それから月日が経ち、小山さんが家業である月極駐車場の看板をかつての同僚だった吉田さんに依頼した際に、あのとき実現できなかったコウちゃんのイラストを入れようという話になり、小山さんが恥ずかしいから小さくならいいよということで、あの看板に至ったということでした。それを、勝手に私は何かの陰謀だと思い込みネットで必死に探したり、近辺を歩き回るという労力をかけていたということなのです。世の中の陰謀論や都市伝説というものは、勝手に誰かが思い込み振り回されているだけなのかもしれないと感じてしまいました。
そして吉田さんにお願いしてコウちゃんこと小山さんにも会わせていただきました。写真はNGということで後ろ向きですが、ご本人の強い要望で彼女募集中と書くよう言われました。

後ろ姿からでも、穏やかで人の良さそうな雰囲気が感じられます。
驚くことに、吉田さんはコウちゃんのステッカーを販売されていたので、さっそく自分も購入し世の中に混乱を巻き起こそうと思います。

ピックアップ
PROMOTION
〈トミー ヒルフィガー〉The American Preppy Chronicle
2026年3月6日
PROMOTION
イル ビゾンテのヴィンテージレザーと過ごす、春のカフェ。
IL BISONTE
2026年2月17日
PROMOTION
雨の日のデーゲーム
POLO RALPH LAUREN
2026年3月10日
PROMOTION
Gramicci Spring & Summer 26 Collection
Gramicci
2026年3月10日
PROMOTION
〈FOSSIL〉の名作が復活。アナデジという選択肢。
2026年3月2日
PROMOTION
世界一過酷な砂漠のレース“ダカールラリー”を体感した、3日間。
TUDOR
2026年3月9日
PROMOTION
坂本龍一の音楽とともに。渋谷PARCOは「人」から伝える。
渋谷PARCO
2026年3月12日
PROMOTION
〈LACOSTE〉TWO-WAY SUNDAY
LACOSTE
2026年3月9日
PROMOTION
もし友達が東京に来たら、教えてあげたいことがある。
EX旅先予約で巡る、1日東京アートデート。
2026年3月11日
PROMOTION
〈ザ・ノース・フェイス〉の「GAR」を着て街をぶらぶら。気付けば天体観測!?
2026年2月27日
PROMOTION
本もアートも。やっぱり渋谷で遭遇したい。
渋谷PARCO
2026年3月6日