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Levi’s®︎ RED
vol.2 ワークウェアと〈リーバイス®︎ レッド〉の関係。
2021年9月30日
photo:Reiko Toyama styling:Satoshi Kamei grooming:HORI special thanks:talo
vol. 2 ワークウェアと〈リーバイス®︎ レッド〉の関係。
今季の〈リーバイス® レッド〉のテーマは「ワークウェア」。
まず前回のおさらいをしよう。〈リーバイス® レッド〉とは、1999年秋冬から2014年まで続いた突然変異とも呼べるライン。「アイコンである5ポケットジーンズを再解釈し未来のデニムを創造する」をコンセプトに、’90sヴィンテージジーンズ的価値観が蔓延するデニムシーンを打ち壊した伝説的ジーンズだ。そんな〈リーバイス® レッド〉が2021年に復活。当時の革新的なムードはそのままに、驚くほど手頃な価格でカムバックしたので、ぜひ手に取ってみましょうよ、ってところまで話したはずだ。

その他は私物
何度も言おう。今季は「ワーク期」がテーマだ。
で、そんな新生〈リーバイス® レッド〉は、何度も言うが2003年秋冬〜2004年春夏まで続いた通称「ワーク期」にオマージュを捧げたものだ。〈リーバイス® レッド〉といえば、立体裁断やねじれた3Dデニムを思い浮かべるけれど、実はその流れは2002年秋冬からガラリと変わっているんだ。マニアに言わせると「2D期」と呼ばれる「Icon REDコレクション」を皮切りに平面的なデザインが多用されるようになって、続く2003年秋冬コレクションは、建設作業員や溶接工などのワークウェアを題材に選んだ。そう、これが通称「ワーク期」だ。今季の〈リーバイス® レッド〉では当時の象徴的なデザインを巧みに取り入れて、日常に取り入れやすいアイテムが多くラインナップされている。たとえば作業帽の黄色に三角コーンの赤で彩られた印象的なイエローのパッチ、リベットの代わりに施されたバータック、あえて完璧ではない縫製を再現したディテールなど、洒落たワークなディテールがアクセントとして効いているんだ。

その他は私物
まずは、カバーオールとオーバーオール。
まず手に取ったのはカバーオールとオーバーオール。過度な色落ちはどこにも見当たらず、ワンウォッシュ程度の濃紺デニム生地が逆にクラシック。〈リーバイス® レッド〉のDNAは、手縫いのようなアーキュエットステッチに、ポケットのバータックに施された不揃いのギザギザステッチくらいだ。でも、これが2021年に生きる僕らにとってはちょうどいいさじ加減。〈リーバイス® レッド〉の伝説を知るにぴったりな入門編なんじゃないかな? さて、どう着るか? 頭をよぎったのは、1990年代のBボーイの姿だ。カバーオールもオーバーオールもビッグな作りなので、上下で組み合わせて、ゆっさゆっさと洋服を揺らしながら闊歩するのも格好よくないか? ただ、それだけだとハードコアすぎるので、インナーには白いタートルネックを品よく合わせて。ほら、いい感じになったでしょ。

その他は私物

その他は私物
ショップコートもお忘れなく。
それからショップコートもいい。「コーンミルズ」や「カイハラ」と肩を並べるイタリアのキャンディアーニ社のデニム生地を使っていて、ヴィンテージのアトリエコートのような美しいブルーがとても素敵だ。内側にはボアとキルティングが仕込まれてて、冷たい冬の風も物ともしないし、ずっしりとした重さは古き良きワークウェアって感じで頼もしい。しかも、踝に届くほどに長い丈で体を包んでくれるから、スタイリングに悩まずに済む。だから、インナーはシャツでも十分かも。前回の〈シャルべ〉に〈リーバイス® レッド〉の505™のスタイリングの上からコートを羽織るくらいでいい気がしてこない? それにしても、すっかりご無沙汰だったけれど、デニムonデニムの着こなしって男らしくて格好いいね。忘れかけていた当たり前のことに気づけたのも〈リーバイス® レッド〉が復活してくれたおかげ。当時の「ワーク期」に負けじと毎日着まくって、いい味出しをしよう。
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