ライフスタイル

POPEYE Web編集部の日常ブログ。

2025年 10月

2025年10月24日

POPEYE Web編集部の、ゆったりブログ。
– スタッフが見たもの、食べたもの、買ったもの etc をたまに更新します。 –


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「超〜ちっちゃい本を作りたいんだけど、見積もりとってみてくれる?」

 4月に入社し、9月くらいからPOPEYE Webチームに加入したわたしに与えられた、最初のミッションがこれでした。

 それからというものの、「でっかいハイエースをポパイ仕様にしたい」とか「岩手の山でキノコ狩りイベントをしよう」とか、いままでの人生では出会ってこなかったバラエティ豊かな仕事ばかり。刺激的かつ楽しい毎日を過ごしています……みたいな話もしたいのですが今回はそれは置いておきまして、ついにそのファーストミッションが形になりましたというご報告です。

 その名も、「Tiny Book 〜How To Enjoy POPEYE Web〜」。POPEYE Webって、一見雑誌POPEYEのウェブ版にも見えかねないサイトですが、見れば見るほど個性と地味なこだわりと遊び心が随所につまっているんです。そんなPOPEYE Webを120%楽しむための歩き方的なミニミニガイドブックになっています。ちなみにテイクフリー!

 直接会った人に手渡したり、自分たちの好きなお店に置いたりしたいなと画策しているところですが、まずは現在銀座ソニーパークで開催中の「マガジンハウス博」に本日24日から置いてみようと思います(無事に納品されていれば)。マガハ博は25日までなので、2日間限定。お近くに立ち寄った際は、ぜひ手に取ってみてくださいね。モスグリーンのポパイカーのどこかに置いてある、はず。

2025年 10月
諸角(POPEYE Webエディター)


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福利厚生案としても。

 マガジンハウス博のPOPEYEゾーンでは、自由が丘の老舗古書店『西村文正堂』の協力のもと各年代のマガジンハウスの古本が銀座に集まっています。

 現在進行形で雑誌を作っている出版社が古本を売るのは、洋服のブランドが店の一角で自身のブランドの古着を売るようなものなので、意外と今までなかった行為。

 個人的に古書店に訪れてマガジンハウスの古本を買うことはありましたが、ここまでの塊を一気に眺めるのは初めて。POPEYE、BRUTUS、Tarzan、ananから平凡パンチのような廃刊した雑誌まで、幅広く揃えていただいたのですが、それらの表紙をパラパラ見ていると、直感的に「おもしろそう、つまらなそう」「欲しい、欲しくない」がお客さん目線で見えてくるように。いま作っている雑誌もこの山の中に入ったときに目立てるか、そんな視点が芽生えてきました。

 福利厚生なのか、社員研修なのか、社員教育なのか、カテゴリーはわかりませんが、会社のスペースにマガジンハウス古書コーナーを常設して、自由に買えたり、読んだりできたらいいなと思ったので、イベントが落ち着いたら会社に企画書を提出しようと考えてます。ついでに、古紙回収ならぬマガジンハウス古書回収を自分たちでやってみるのも良いのではと思いました。POPEYE CARで。

2025年 10月
宮本(POPEYE Webエディトリアルディレクター)


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公共の居場所を探して。

 家に居場所がない、というわけではありませんが、パートナーによると仕事をするときの自分はどうやら別人格になるようです。「話を聞いていないのに話しかけてくる」、「ピリピリしている」、「部屋が珈琲と人間がmixした匂いなのだけど」etcetc……我ながら確かにそれは勘弁して欲しいものですね、でもこちらとしては集中しているので仕方ありません。

 同じ悩みを抱えている在宅ワーカーの皆さま、意外と「地区センターの学習室」がオススメです。というのも、ちょうど先日に理想的な場所だと判明しまして。POPEYE Webでもよく撮影いただいているフォトグラファー・五十嵐一晴さん(過去に執筆してくれたコラムも面白いのでぜひ読んでみて)から教えてもらったところで、自宅から程近く、定員も最大14名とベストな狭さ。もちろん無料&ほぼ無音。きっとどの地区も白熱球で照らされたTHE・無機質な感じのはずです。猛烈に勉強する学生から本を片手にノートを取るおじいちゃんの粛々とした雰囲気に背筋が正され、精神と時の部屋のごとく捗ることは間違いありません!

 ところで、僕は来月、3週間ほどアラスカに旅をしてきます。行き当たりばったりな性分なので全く計画をしておらず、今のところ往復で格安航空チケットを取ったのみ。場所にもよりますが、かの北の地はすこぶる極寒(例えば同州最大の都市・アンカレッジのお昼だと11月の平均気温はマイナス6℃)。自然を舐めるなと怒られそうですが、とはいえ毎日のように宿屋に泊まるのは旅費が馬鹿にならないし、気分や流れで行き先を決めたい。だから、未来の友だちの家に転がり込んだり、野営をしようかと思っています。旅行者ではなく、出来るだけ街の生活者と同じ目線で滞在を。リアルな光景を体感しに、気ままに行ってくる所存であります。

 こんな場面こそ「公共の居場所」だけはリサーチする予定です。今度は熊が跋扈するアラスカでのセーフティースポットになるはず。人生未踏の地で果たして辿り着けるのか……!?  結果は次回のブログで!

2025年 10月
宇都(POPEYE Webライター)