フジロック2025はFred again..にはじまり、ディフェンダーまで。 イギリスものを大堪能。

DEFENDER

2025年9月17日

text: POPEYE

気づけばもう晩夏ですが、ちょっくら今年のフジロックをプレイバックしたいと思います!

実は僕、今年が初参戦。
もちろん毎年行きたいとは思っていたけど、うだうだしてるうちに「もう来週じゃん!」となって結局行けず終い。キンキンに冷えた部屋で配信を観て、「あぁ〜、やっぱ行けばよかったぁ……」と何度思ったことか。ただ、今年はその重い腰を上げたよ。
だって、Fred again..初来日に、ずっと生で聴きたかったJames Blakeや、レジェンド・山下達郎、ニューアルバムをひっ提げてのLittle Simz……。もう行かないわけはないでしょ。

どうやらその重い腰を上げたのは自分だけではなかったようで、2日目のチケットは売り切れ。最終来場者数も12万人を超え、少し人酔いしてしまいながらも、昼間はライブアクトを、夜はDJパフォーマンスを中心に苗場の大自然の中、1日中食べて、踊って、踊って、食べて、ときどき昼寝して……。一旦、編集部の先輩からの催促とか、支払い忘れていた光熱費のこととか色々考えるのをやめたよね。うん。

実際、誰のパフォーマンスがよかったって?
お目当てだったイギリス勢が凄まじかったのなんの。
1日目のヘッドライナーとして圧巻のパフォーマンスを飾ったFred again..(開演めっちゃ押したけど許しちゃう)、2日目に登場したJames Blake(土砂降りの後で神々しかった)、2日目のWHITE STAGEを締めたFour Tet(踊りすぎて途中から記憶ない)、サッカー日本代表ユニフォームを着て華麗なラップを披露したLittle Simz(俺的ベストアクト賞とベストドレッサー賞の2冠達成)。

もっと話したいことは山ほどあるけど詳細は、綺麗な写真とともに公式のライブレポートをご覧いただければと思います!

(雨上がりのJames Blakeからの黄昏時に登場した山下達郎はやっぱりすごかった。竹内まりやのプラスティック・ラヴも聴けちゃって感涙す。)

イギリスといえば、輝いていたのは演者だけではなかったんですよ。
今年、初めて英国を代表するアドベンチャー・ブランドのディフェンダーがフジロックオフィシャルサポーターになったのはご存知だった?

会場では、2か所にブースを出展。アンケートに答えた人へTシャツプレゼントも行っており、2日目の大雨のせいでずぶ濡れになり気持ちが折れそうになりかけたところを助けられたのは僕だけではないはず。(初心者すぎて雨対策してなかったのです……。)

なんでもディフェンダーは音楽カルチャーに注力してるのだとか。最近では、今噂のOasisの再結成ワールドツアーや、ご存じの方も多いであろう英国で行われる世界最大規模の野外フェス・グラストンベリー・フェスティバルのオフィシャル車両パートナーに就任するなど多方面でミュージシャンからミュージックラバーたちまでをサポートしているのです。正直、フジロックに来るまでは知らなかった!

そして、なんと光栄なことに宿泊していた越後湯沢の宿から会場の苗場スキー場まで、ディフェンダーをお借りし、運転させていただきました! 
試乗したのは新型の「ディフェンダー オクタ」。

乗った感想としては……、と始めたいところだけど、まずはその佇まいに痺れた。渋くてかっこよすぎでしょ。Sadeといい、Stingといい、英国産はなにかと硬派ですな。ドライバー席から感じる8気筒ツインターボガソリンエンジンが奏でる重低音は、自分を少し大人にさせてくれた気がしたね。

実際走ってみると安定感がすごいの。前日にパレスブースで朝まで全力で遊んだ結果、見事にグロッキー状態で同乗した友人が二日酔いを感じないほどスムーズな走破力。苗場スキー場のオフロードも少しだけ走行させていただいたんだけど、ここも何なくスイスイ。さすがは、オンオフ両用のディフェンダー!

そして、ミュージックラバーには欠かせないチェック項目が車内音響。これが腰抜かしちゃうくらいすごかった。
車に詳しくない僕としては、この音響だけでめちゃくちゃ欲しくなっちゃいました。
SUBPACプラットフォームと呼ばれる次世代型の車載用振動音響テクノロジーを導入されていて、シートからも音の振動が伝わってくるの。ズンズカズンズカ♪ 音楽箱にいるかのように耳だけではなく全身で音楽を楽しめた。この後、生で聴くLittle Simz爆音で流しながら予習して苗場まで向かったよね。

この車で旅に出たならそりゃあ、楽しいだろうなァ。車内で聴くようのプレイリスト作ってさ。走ること自体の楽しさはもちろんだけど、走りながら音楽を聴いてる時間が一番好きなのかも。

以上! イギリスものを堪能したフジロック2025レポートでした。
それでは、また来年。

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