TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#4】老後に住みたい場所

執筆:栗原類

2024年9月30日

皆様、こんにちは栗原類です。

今回は「老後に住みたい場所」への思いを書かせて頂きます。

執筆時ギリギリ20代で変な事を話してるように聞こえるかも知れませんが、自分は老後はどんな場所で過ごしたいか決まっています。(早すぎじゃねぇ??)

今までいろんな国を訪れていて捨てがたい場所も沢山ありますが、1箇所だけに絞るとしたらフランスの「パリ」です。

他の候補として生まれ育ったニューヨーク、大好きなムーミンの出身地フィンランドも考えましたが、パリは行く機会が多かったので愛着が湧きました。

初めて行ったのは2013年のパリコレクションを観に行った時でした。

Duplix(デュプレックス)と言うエッフェル塔から徒歩20分弱の場所に泊まりました。
静かな下町の雰囲気をもちつつスーパーや古着屋等公共施設が多くて住み心地が良かったです。

滞在中に行った場所の一つは『ルーヴル美術館』。

美術館巡りは好きなので折角なら行こうと思って入場料を当時調べていたら「入場無料」と出てきて「!?」となりました。

どうやら毎月第一金曜日の夜18時以降は入場が無料だったようです。
このとき知って「良いんですか!?」と衝撃を受けたことを今でも覚えています。
調べていた時期がたまたま第一金曜日直前だったので知ったときは超ラッキーな気分でした。

モナ・リザ、ミロのヴィーナスをはじめこれまで教科書や映像でしか見てなかった数々の名作を肉眼で拝めたのも興奮しました。
人混み苦手な自分ですが、ルーヴルなら毎回金曜日に通いたいと思います(笑)

他にも作家オスカー・ワイルドの墓地にも訪れました。
有名な観光(?)名所の一つで様々なメディアでも取り上げられました。

でもフランスで何より印象に残っているのは、

「食のリッチさ」

街のあちこちにあるパティスリーの多さとそのクオリティーの高さに驚愕しました、
屋台でパンやクレープなどの小麦粉を扱う食べ物がとにかく美味しかったです。

そして10年ほど前の当時は、スーパーでステーキ肉を日本円で千円弱くらいで買えていたので、フランスに行く度に宿泊所近くのスーパーを覗くのが楽しみでしたね。

現地のレストランの食事も極上、大体フレンチフライが付いてきます。

連載最終回となりました。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました!
面白い話を提供できたかどうか不安ではありますし、「大丈夫かな?」という気持ちとお題が多かったと思いますが、これを読んだ方々が少しでも楽しんでくださったら嬉しく思います。
また是非機会があればよろしくお願いします。

インフォメーション

栗原類

くりはら・るい|1994年生まれ。東京都出身。子どもからモデルの活動を開始し、6歳から11歳まではニューヨークで過ごす。2014年にはヨウジ・ヤマモトのミューズとしてパリコレに出演。俳優としての主な出演作には、『ルパンの娘』、『正しいロックバンドの作り方』、『鉄オタ道子、2万キロ』などがある。

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