トリップ

東京タワーでデートしない?

2023年12月27日

GIRLFRIEND '24


illustration: Dean Aizawa
edit: Ku Ishikawa
2024年1月 921号初出

王道すぎて誘うのが気恥ずかしいけど、やっぱり名所デートはいい。
東京のランドマークをディグってポパイオリジナルのデートコースを作ったよ。

東京タワー
1958年に電波塔として建造。ライトアップは夏と冬で異なり、夏は涼しげに、冬は温かみのある光となる。
◯東京都港区芝公園4-2-8 ☎03·3433·5111 9:00~22:30(メインデッキの最終入場は22:00、トップデッキツアーの最終ツアーは21:30~21:45) 無休 メインデッキ¥1,200、トップデッキツアー¥3,000

プラネタリウムで肩を慣らして、夜の東京タワーを眺めよう。

 誰がなんと言おうと、夜の東京タワーはロマンチックだ。温かみのあるオレンジ色にライトアップされたそれを「寒いね」なんて言いながら歩くのは、東京の正統なデートな気がする。ただあまりにベタすぎて近くまで行くこともそうそうないので、改めて夜の東京タワーを眺めるデートを考えたくなった。

 いきなり東京タワーに向かうのは気が急いているようだし、「みなと科学館」でプラネタリウムを観ることくらいから始めたい。詰め込みすぎも嫌だけど、目的地だけを回るプランも味気ないから。プラネタリウムなんて小学生以来観てない人のほうが多そうだし、彼女も楽しんでくれるはず。1回600円で好きなプログラムを選んだら、いざ夜空の旅へ。16時30分からの回が時間的にはベストだ。

 観賞が終わったら、東京タワーが真っ正面に見える「芝公園4号地」まで15分くらいお散歩だ。周辺の殺風景なオフィスビルが目に入らない、絶好のスポット。ここは広い芝公園でも、タワーを頭から足まで望めるとっておきの場所。そのまま歩けば「東京プリンスホテル」が見えてくる。ホテル内の和食屋『清水』は、地下1階の窓から東京タワーを眺めながら食事ができる。板前さんがつくる正統派な和食が、比較的カジュアルに楽しめる定食もある。こういうお店を知っているかどうか、がベタなデートコースでは大事である。

 久しぶりの東京タワーは、せっかくだから250mの展望台まで上れるトップデッキツアーを。ツアーまでの待ち時間におすすめなのが、仲條正義によるロゴマークのグッズがある2階の『TTA STORE』。東京タワーから、日本の文化を発信するためのショップで、写真家の大森克己さんの展示なども行っていた。150mのメインデッキでは「タワー大神宮」なる小さな神社があり、こんなところあったかななんて話すのも楽しい。250mのトップデッキは、メインデッキよりも人が少なく、二人でのんびりと夜景に浸れる。やっぱり夜の東京タワーはロマンチックだ。

①みなと科学館

プラネタリウムホール

 都心のど真ん中でプラネタリウムが観られるとは知らなかった! 「みなと科学館」は2020年に開館した港区立の科学館。1階は港区にまつわる自然や海をテーマにした体験型の常設展示で2階がプラネタリウム。1日に4~6回、プログラムを替えて投影される。

インフォメーション

みなと科学館

◯東京都港区虎ノ門3-6-9 ☎03·6381·5041 9:00~20:00(最終入館は19:30) 入場無料(プラネタリウム観覧料は600円で、最終投影は19:00) 第2月、年末年始休

Official Website
https://minato-kagaku.tokyo/

②芝公園4号地

芝公園4号地

 ’23年で開園150周年を迎えた「芝公園」は、日本で最も古い公園の一つ。公園内は古墳や池があるエリアなどいくつかに分かれていて、最も北側に位置にするのがここ。真っすぐ延びる歩道の先に東京タワー、という完璧な構図で眺めることができる、今回のデートには最高のロケーション。時間によってはフードカーも出ていて、公園のベンチに座ってのんびりしているカップルも多かった。

インフォメーション

芝公園4号地

◯東京都港区芝公園3-2 ☎03·3431·4359 

③和食 清水

和食 清水

 格式ある東京プリンスホテルの日本料理を支えるのが『和食 清水』だ。会席コース(¥12,000~)もいつかは! と横目にディナー限定の清水定食(¥4,500※サービス料別)を。どれも板前さんが腕を振るう、焼き魚、天ぷら、国産牛ステーキの3つから主菜を1つ選べて、刺し身や茶碗蒸しなどの副菜も付いた豪華な定食だ。

インフォメーション

和食 清水

◯東京都港区芝公園3-3-1 1F ☎03·3432·1140 11:30〜15:00(LO14:30)・17:00〜21:30(LO21:00) 火休