カルチャー
9月はこんな本を読もうかな。
馴染みの喫茶店で涼みながら熟読したい3冊。
2023年9月1日
text: Keisuke Kagiwada
『奇奇怪怪』
TaiTan、玉置周啓(著)

今年から本誌で連載「HOW TO USE MONEY TaiTanの、お金何に使ってる?」が始まったラッパーのTaiTanさんと、音楽家の玉置周啓が縦横無尽に語り明かすポッドキャスト番組『奇奇怪怪』。その書籍版第2弾は、文化と経済の森羅万象を強引に面白がる2人の対話に加え、藤岡拓太郎の短編漫画も収録。これはもう新時代の教科書だ。¥2,750/石原書房
『ザ・ブラック・キッズ』
クリスティーナ・ハモンズ・リード(著)、原島文世(訳)

1992年、ロサンゼルスで黒人男性ロドニー・キングを半殺しにした4人の警察官に無罪判決が下された。LA暴動の引き金となったこの実在の事件をきっかけに、ティーンエイジャーの黒人少女が自らのアイデンティティを模索する姿を描く、ポストBLM時代の青春小説。今すぐにでもNetflixでドラマ化してほしい。¥2,860/晶文社
『フェルナンド・ペソア伝異名者たちの迷路』
澤田直(著)

70にも及ぶ別の人格を使い分けながら、「私」をめぐる唯一無二の思考を紡ぎ続けたポルトガルの詩人、フェルナンド・ペソア。翻訳者として日本にペソアの名を知らしめた著者が、彼の言葉を丹念に追いかけつつ書き上げた評伝がこちら。ペソアという20世紀の文学史上における”謎”が、今解き明かされる。¥3,080/集英社
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