ライフスタイル

【#1】ニューヨークの夏

執筆: 〈Gohar World〉Yukimi

2023年9月8日

photo & text: Yukimi
edit: Eri Machida

冬と夏は長めで、春と秋はあっという間。少し長めの旅で街を留守にしようもんなら過ごしやすい季節をスキップしてしまう。
あくまでも私の体感だけれど、ニューヨークの季節ってこんな感じである。

冬がやっと終わったわ〜、と伸びをしてすぐ、4月はアーティストのLaila Goharのチームとして(彼女含めた3人のチームで基本は活動しています)今年もイタリア・ミラノのサローネに参加するため10日ほどニューヨークを離れた。そして戻ってきた頃にはニューヨークはすっかり春、なんならピークをもう過ぎてしまったんではないかと思ったくらいだ。

ファーマーズマーケットのトマト

一年を通して開催されているファーマーズマーケットはとくに春から秋頃にかけてとても活気があり、地元の人やレストランのシェフ、観光客やバエるコンテンツを求めてやってくる人まで様々な人で溢れている。
冒頭で書いたように、ニューヨークの春は一瞬で過ぎてしまう。なので何か旬の美味しいものを見逃してしまうんではないかと、謎に少し焦る気持ちとともにニューヨークに戻った私はできる限りマーケットに足を運ぶといういつものルーティーンに勤しんでいる。

ひまわり

こんなふうに私があまりにも食べ物の話をしたり、なんてことないインスタグラムにも食べ物のことをよく載せるので、もしかしてたいそうな食通や料理の腕前なのかと思ってくださる人もたまにいるけれど、そんなの滅相もなく、私はただの食いしん坊で、尚且つ面白いもの可愛いもの美しいものが好きなだけなのだ。

さくらんぼ

夏の間は旬の食材で料理したり、頭にあったアイディアからいくつかテストしてトライ&エラーを楽しんだり、気持ちのいい日はあてもなくただただ散歩するなどして日々を過ごしている。メンタル的にもフィジカル的にも動いているのだけれど、忙しくなる秋に向けて備えている感覚に近い。
あ、あと秋に発表予定のGohar Worldの新しいコレクション製作にも絶賛取り組み中。そのあたりもここで紹介できたらと。

レモネード

こんなとりとめのない文章で大丈夫なのかと不安になるけれど、とりとめのない人なので今更格好のつけようがないので仕方ない。

プロフィール

Yukimi

ニューヨークをベースに、主にフードやテキスタイルをメディアとしたアーティストとして活動する傍ら、テーブルウェアブランド〈Gohar World〉の企画・デザインに携わる。