カルチャー
スケートボードのキホンのキ。
教えてくれたのは『リバーバーチ』店主・吉田智さん
2023年8月20日
最初のスケボーをどう選ぶか?
そのキホンを『リバーバーチ』の店主・吉田智さんに教えてもらった。
「大前提として、トリックをしたいのか、クルーザーとして使いたいのかは考えておくといいですよ。前者なら身長や足のサイズに合わせたデッキサイズでハードウィールを、後者なら大きめの安定感あるデッキでソフトを、と大まかなイメージができるんです」と吉田さん。なるほど、とは思うが、正直まずはただ滑ってみたい。いずれはトリックも、なんて邪道だろうか……とモジモジしていると、「いいじゃないですか!」という。「ソフトは音も比較的静かなので、場所を選べば近所でトリックの練習もできる。実際そうやって始める人も少なくありません」。そんな手があったとは! 方向性が決まったところで、早速各パーツ選びへ。
まずはデッキ。「面積が大きければ重くなり、その分安定しやすくなります。’90年代には前後が細くて軽いものが多かったけど、近年は両端ともにある程度太いものがスタンダードですね」と聞き、形状は決定。幅も安定を求めて太めの8・25インチに。あとは裏面のデザインだけど、なかなか悩ましい。そんなとき「デッキって消耗品で、削れて早いとひと月で2枚目を買う人もいますよ」と吉田さん。この言葉で踏ん切りがつき、続くトラックはデッキのインチに合ったものをサクッとセレクト。そして、ウィールへ。ポイントは口径だ。「ハードは52から56㎜、ソフトは56から65㎜くらいが主なサイズ。ソフトはクルージングを想定しているので、ワンプッシュでより進むように大きく。一方でハードはトリック想定。デッキと地面が近いほどやりやすいから、口径は小さめに。いずれソフトからハードに替えるなら、同じ口径にできるよう小さめを選んでおくのがいいですよ」。かくしてソフトにしては小さめの54㎜に落ち着いた。ベアリング、ビス、デッキテープも揃えて、組み立てへ。ものの15分程度で仕上げてくれた。『リバーバーチ』では必須の、インストラクターでもある吉田さんのスケート講座もパスして、いざストリートへ!
ボードを手に入れたら……。
「初めてスケボーに乗る、という人にこそビデオを見てほしい。モチベーションも上がるはず」と、教えてくれたのは『スラッシャー』のHP。クラシックなものから最近よく見られているものまで、18カテゴリーに分類された映像が大量にアップされている。
教えてくれた人
吉田 智
よしだ・さとる|1981年、東京都生まれ。『RIVERBIRCH SKATESHOP』店主。スケートショップキャリアは10年以上。ファミリーやローカルが共演するSKATE DVDを制作中。
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