
”真の映画批評に触れられるこの世でただ1つ”のポッドキャスト番組
「PARAKEET CINEMA CLASS」。
今月も映画批評家の廣瀬純さんとライターの鍵和田啓介さんが、公開中の新作映画をネタバレ上等で語り明かしています! 第2回は、ポールシュレイダー監督・脚本による『カード・カウンター』。まずは予告編をチェック!
『タクシードライバー』、『レイジング・ブル』など、これまでに数々の傑作を手掛けてきたポール・シュレイダーが監督・脚本を手掛け、盟友マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めた最新作。主人公となるのは、刑務所で服役し、現在はギャンブラーとして慎しくも孤独な生活を送る元上等兵のウィリアム・テル(演:オスカー・アイザック)。ある青年との出会いから、人生を賭けた復讐と贖罪のゲームに巻き込まれていく様がスタイリッシュに描かれる。
ポッドキャストでは廣瀬さんのショット分析によって、奇しくも前回に続いてロベール・ブレッソンからの影響が明らかに。批評家時代のポール・シュレイダーが著した『聖なる映画(Transcendental style in film)』についてや、黒沢清監督『スパイの妻』との共通点、さらには”優れた映画”とはなんたるか、その真髄にまで迫っていきます! 縦横無尽に広がる話しを最後まで聴き逃さぬよう!
※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!
Host:
廣瀬純/1971年、東京都生まれ。哲学・映画批評。龍谷大学教員。映画関係の著書に『シネマの大義』『シネキャピタル』など。
鍵和田啓介/1988年、東京都生まれ。ライター、編集者。著書に『みんなの映画100選』など。