カルチャー

☑️年末年始のTO DO LIST

面白いことはすぐチェック。予定を埋めてエンジョイ!

2022年12月31日

text: Ryoma Uchida, Keisuke Kagiwada(movie&book)

毎週土曜日に配信しているこちらの「今週末のTO DOリスト」ですが、今週の土日は大晦日・元旦を迎えるということで特別編をお届け。年末年始にしたいことをチェック。新年もどうぞよろしくお願いいたします!


☑️近所に初詣

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☑️大掃除

汚れた部屋で新年を迎えるのはそろそろやめたい。こちらの記事もオススメ!

☑️『花やしきのカウントダウン 2022-2023』に行く。

「浅草花やしき」にて松竹芸能のお笑い芸人による「カウントダウンステージ」&「浅草花劇場」にてカウントダウンお笑いライブ「花やしきのカウントダウン 2022-2023 ~松竹芸能年越しお笑いLIVE~」が実施される。笑って年越しして、浅草寺にお参り!

☑️『男はつらいよ フーテンの寅』を観る。

『男はつらいよ』シリーズの三作目。劇中は大晦日の設定。テレビカメラ越しに、とらやの面々に向かって話しかける寅さんの姿にちょっと涙。1970年/森崎東(監)

☑️「箱根駅伝」出場校をチェック。

年始といえば! TV放送も楽しみな箱根駅伝。エントリー校や区間については以下でチェック。

☑️ぼーっとする

車通りも少ないし、シンとした空気でぼーっと2023年を迎えるのもいい。
周囲の音に耳を傾けて、平穏な日常を愛していきたい。ということでこちらの記事もオススメ。


☑MOVIE

『ホワイト・ノイズ』
ノア・バームバック(監)を観る。

『フランシス・ハ』が現代を生きるシティボーイ&ガールの教科書になって久しい。その監督(ノア・バームバック)、主演(グレタ・ガーウィグ)、助演(アダム・ドライバー)による再タッグを拝めるのが本作。描かれるのは、化学物質の流出事故に見舞われ、死を恐れるあまり錯乱してしまった大学教授が、家族とともに演じる逃走劇だ。原作はドン・デリーロの同名小説。ここ数年、『プロット・アゲンスト・アメリカ』(原作はフィリップ・ロスの『プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが…』)とか、『レア・セドゥの いつわり』(原作は同じくロスの『いつわり』)とか、アメリカのポストモダン文学の映像化が相次いでいるけど、これは何を意味しているんだろうか。一部劇場にて公開中&12月30日よりNetflixで配信。


☑EVENT

増田 光「ぺやぺやなへや」@六本木ヒルズA/Dギャラリー

くまをモチーフにした食器や置物、動物の絵付けの器、こけしの徳利、だるまのぐい呑など、枠にとらわれず、様々な作品のバリエーションをもつ陶芸家・増田光の個展が開催中。ユニークで自由で、ちょっぴり奇妙さをもった作品たちには癒されること間違いなし。作品販売も行っていて、初日(23日)と2日目(24日)は整理券を配布しているから、混雑に注意してぜひ手に取ってみよう! 「ぺやぺや」な世界観が生活を彩ってくれるはずだ!

会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー(六本木ヒルズ ウェストウォーク3階)
会期:2022年12月23日(金)~ 2023年1月9日(月)
時間:12:00~20:00 ※ただし12月31日(土)~1月3日(火)は12:00~19:00
料金:無料


☑TV&RADIO

12月31日(土)24:50〜テレビ東京『あちこちオードリー年越しSP』を見る。

パンサー向井・さらば青春の光・みなみかわ・松丸亮吾・村重杏奈を迎えた年間反省ノート大賞!

1月1日(日)22:00〜NHK FM『坂本龍一ニューイヤー・スペシャル』を聴く。

毎年お正月恒例、坂本龍一のラジオ特番。病気療養中の音楽制作など現在の「教授」を自身が語る50分。


☑PICK UP

年末年始におすすめ記事。
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FOREIGN RESTAURANT’S OWNER IN TOKYO Vol.13

伝承あやとりを取ってみる。

RADICAL Localism Vol.4/未来はどうやって想像できるのか?

一番驚かなかった人。

コロナくんと星の埃


☑BOOK

『オーウェルの薔薇』
レベッカ・ソルニット(著) 川端康雄、ハーン小路恭子(訳)を読む。

ディストピアSF小説の傑作『1984』の著者ジョージ・オーウェルの伝記だ。とは言え、一般的な伝記とはまるで毛色が違う。実際、彼が1936年に薔薇の苗木を植えたというエピソードに端を発し、ときに脱線と言ってもいいような挿話を縦横無尽に盛り込みながら進むからだ。そんな中、一貫して思考されるのは、「自然の持つ政治性」というテーマだ。¥3,630/岩波書店


☑ART

リオネル・エステーヴ「日に潜み、夜に現る」 @ペロタン東京

Exhibition views of Lionel Estève “What the Day Hides, the Night Shows” at Perrotin Tokyo.
Photo by Keizo Kioku. Courtesy the artist and Perrotin.

フランス人アーティスト、リオネル・エステーヴによる日本初となる個展がペロタン東京にて開催。宇宙や海を思わせる深い青の布地に描かれたドローイングと、石を組み合わせた立体作品という2種の作品群が並ぶ。原初の自然のイメージが広がる展示空間に、想像力が刺激されてインスピレーションもMAXになること間違いなし。公式サイトに載せられているキュレーターの三木明子氏の示唆に富む文章も併せて読んで鑑賞すればより理解が深まるはず!

会場:ペロタン東京
会期:2022年10月28日(金)~2023年1月7日(土)
時間:12:00〜18:00
休み:日、月、祝
料金:無料