ライフスタイル

せっかく走るなら100マイル。

ランニングシューズ界のスーパーカー〈スピードランド〉の「GS:TAM」について。

2023年1月12日

coordination: Akira Yamada
edit: Toromatsu

トレイルランニング

 ちょっとした時間にできちゃうジョギングは、僕たちの身近なカルチャーのひとつとしてすっかり定着している。陽が昇り始める前の薄暗い朝に、新調したランニングシューズを履いて一歩を踏み出す瞬間って物凄く気持ちが昂るんだよね。でもなぜか、100マイルを完走するトレイルランニングのような非現実なスポーツに興味が湧いちゃったりするのは、みんなと同じが嫌という心境なのか、はたまた究極にいきたいという野心なのか。どんなことよりも身体と見つめ合うと聞くし、幻覚幻聴も起こったりするらしい。とにかく約160キロを走るなんて誰にでもできることじゃないから、大尊敬に値する。

“僕も別世界を走ってみたい”と思ったツウな君にひとつ忠告。トレイルランニングとなると、ランニングシューズはとにかくいいものを選んでおこう。靴が合わないとあらゆるところに障害が出て、ジョギングとは比にならないほど、とんでもないことになってしまうからだ(なんてったて24時間走りっぱなしになるんだから)。実は日ごろから世界中でトレランに励んでいるポパイの特派員が、ランニングシューズ界のスーパーカーを発見してきた。アメリカ・アラバマ発の〈スピードランド〉から登場する「GS:TAM」というモデルだ。

〈スピードランド〉の「GS:TAM」
〈スピードランド〉の「GS:TAM」
〈スピードランド〉の「GS:TAM」

 金額もスーパーカー並みなのがちょっと可愛くないけど(笑)、ギリギリの精神状態のときに頼れる靴となるのなら、安いもんだ。どんな仕様なのかは〈スピードランド〉のアンバサダー、ディラン・ボウマンに聞いてきたので、直接彼の口から聞いてみてほしい。100マイルが夢物語じゃなくなるかもしれないから。

やあ、みんな、
ポートランドのフォレストパークからディラン・ボウマンだよ。
ここで紹介したいものがあるんだ!
モデル名は「SLHSV」。〈Speed land〉というハイクオリティーシューズブランドから発売された2番目のトレイルランニングシューズだよ。
アラバマのハンスビルという場所で製造されている、このとびきりのシューズ説明をするよ!
まずは、Boaシステムによるフィット調整、 タイヤメーカー、ミシュランの素材を使ったアウトソールは、本当に滑らない!
最大の特徴はミッドソールをとりだせて、交換できるんだ! 
そしてもちろんこの靴にはカーボンプレートも入っている。しかも使用目的に合わせて取り外し可能。
インターバルやテクニカルなトレイルでの練習時には取り付けて、LSD(トレーニング)やリラックスなジョグの際なんかはカーボンと取り外すともっと柔らかくてグランドを感じれるんだよ。
スピードランドがカーボンプレートの取り外しを可能にしたはじめてのスニーカーブランドなんだよ!!すごくない??
それが 「SL HSV」!!!!

またまた、デュランがお伝えします!
これは
GS TAM」! Speedlandからの3番目のデザイン!
一番新しいほやほやのシューズだよ。
基本デザインやテクノロジーは以前のモデルと変わらないハイクオリティーなシューズなんだけど。
今回のモデルは最大限クッション性を追求しているモデルなんだ。
僕が主戦場にしている100KMや100マイルのロングレースや、
リラックスしたい時なんかにもファンタスティックな一足!

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