PROMOTION

〈BAO BAO ISSEY MIYAKE〉のバッグと東京駅の博物館。

BAO BAO ISSEY MIYAKE

2022年7月8日

photo: Reiko Toyama
styling: Satoshi Kamei
edit: Koji Toyoda

暑い日は、東京駅の博物館で過ごす。

夏になると、無性に博物館に行きたくなる。子供の頃、クーラーが効いた部屋にこもって、恐竜や昆虫、鉱物に宇宙などの図鑑を貪るように読んでいたせいか、気温が激しさを増すと、ひっそりと静まり返った博物館へ逃げ込みたくなる。 で、ここはどこかというと、東京駅直結の博物館「インターメディアテク」。ショッピング施設『KITTE』内に広がる知的好奇心を満たす空間だ。入館料はタダだし、いつ来ても蓄積されてきた貴重な学術標本を拝めるとだけあって、週末にはつい訪れたくなる場所。鉱物が宝石のように並んだショーケースや、エミール・ギメのコレクションが展示された「ギメ・ルーム」もとても興味深いし、ミンククジラやキリンの大型骨格には何度訪れても毎回驚かされる。入り口でデーンと待ち構えるマチカネワニの交連骨格を眺めると、未知なるものへのときめきが蘇ってくる。

BAO BAO ISSEY MIYAKE
ハット¥33,000、バックパック¥84,700(ともにバオ バオ イッセイ ミヤケ/イッセイ ミヤケ☎︎03・5454・1705) ユーズドの〈ティンバーランド〉のシャツ¥6,600、Tシャツ¥2,750(ロサンゼルス アパレル/ともにダメージドーン2nd☎︎03・6434・0287) ユーズドの〈カーハート〉のショーツ¥4,400(オキドキ☎︎03・6407・8525) ビーンブーツ¥23,100(エル・エル・ビーン/エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター☎︎0422・79・9131) その他は私物 マチカネワニの骨格標本は、この博物館のシンボル。約50万年前の日本に生息していたとされる古代ワニである。※館内ではリュックを手に持つか前で抱えよう。
BAO BAO ISSEY MIYAKE
とにかくシンプルで大容量のバックパック。インナーは鍵や財布を入れておくのに便利なファスナーポケットと、タブレットやPC収納に適したクッションポケットのみ。外側ポケットは深さがある作りなので、ハードカバーの図鑑や双眼鏡(一体何に使う?)を入れておくのもいいかもね。イギリス原産のシャイヤーと呼ばれる品種の馬の骨格標本前で。ハット¥33,000、バックパック¥84,700(ともにバオ バオ イッセイ ミヤケ/イッセイ ミヤケ)、ユーズドの〈ティンバーランド〉のシャツ¥6,600(ダメージドーン2nd)※館内ではリュックを手に持つか前で抱えよう。
BAO BAO ISSEY MIYAKE
ポリゴンでハットを表現したらこうなるだろう。カクカクとしたフォルムが可愛らしくて、かぶってみるとこのとおり。汗を掻いても問題ないように内側のスベリは抗菌加工をしたコットン生地。そして、目の前にはアカシカの骨格標本。ハット¥33,000、バックパック¥84,700(ともにバオ バオ イッセイ ミヤケ/イッセイ ミヤケ) ユーズドの〈ティンバーランド〉のシャツ¥6,600、Tシャツ¥2,750(ロサンゼルス アパレル/ともにダメージドーン2nd)※館内ではリュックを手に持つか前で抱えよう。

〈BAO BAO ISSEY MIYAKE〉の幾何学模様と骨格標本は、どこか似ている?

そんな博物館クルーズに、近頃は〈BAO BAO ISSEY MIYAKE〉の新しいバッグを携える。バオバオ? そう、あの三角形を基にした偉大な発明品だ。持ち方や置き方でいろんな表情に変わるのが楽しい。偶然に生まれる美しさと精密な構造体という意味では、ここにズラリと並んだ骨格標本にも似ているような気がして、博物館にバッチリな選択だ。トートバッグの他にもリュックサック、ショルダーバッグ、冒険心を掻き立てるようなブーニーハットなんかもあったりして、レディスのイメージが強かった〈BAO BAO ISSEY MIYAKE〉は、僕らのためのブランドだったのだと気付かされた。

BAO BAO ISSEY MIYAKE
ハット¥33,000、トートバッグ¥59,400(ともにバオ バオ イッセイ ミヤケ/イッセイ ミヤケ) ユーズドの 〈パタゴニア〉のシャツ¥7,700、ユーズドの〈ギャップ〉のショーツ¥5,500(ともにオキドキ) Tシャツ¥2,750(ロサンゼルス アパレル/ダメージドーン2nd) デザートトレック¥24,200(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン☎︎03・5411・3055) その他は私物 2階と3階を繋ぐ大階段の途中に掛かった重厚な額に飾られた絵は、アイスクリームにあらず。巻き貝だ。
BAO BAO ISSEY MIYAKE
トートバッグは、マチ付きの大きめな作り。ハンドルの長さは短くも長くもできるから、肩掛けとしても、手持ちとしても使える優秀なプロダクト。財布や鍵の収納にちょうどいいファスナーポケット付きだし、ミュージアムグッズショップでゲットした「インターメディアテク」の大判冊子もきっちり入るよ。ハット¥33,000、トートバッグ¥59,400(ともにバオ バオ イッセイ ミヤケ/イッセイ ミヤケ) ユーズドの 〈パタゴニア〉のシャツ¥7,700、ユーズドの〈ギャップ〉のショーツ¥5,500(ともにオキドキ) Tシャツ¥2,750(ロサンゼルス アパレル/ダメージドーン2nd)

さて、そろそろ家に帰ろうか。いや、こんなにいいバッグもあるし、東京駅から当てのない小旅行に出かけてしまうのもいいかもしれない。幸い、明日からは夏休みだ。

インフォメーション

BAO BAO ISSEY MIYAKE

イッセイ ミヤケ ☎︎03・5454・1705

Official Website
https://www.baobaoisseymiyake.com/

紹介した場所

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3F
☎︎050・5541・8600 11:00〜18:00、金・土〜20:00 月休

Official Website
http://www.intermediatheque.jp/