カルチャー

【#2】「木曽節」〜材木・フロム・ザ・サン〜

2021年4月16日

web版POPEYEでのミニコラムという大変光栄なお話しをいただくも、イキり過ぎて1文字も出てこないまま締め切りを迎えた苦悩の朝に思いついたビデオコラム。
『民謡・イン・ダ・米軍ハウス』と題して、80sカシオトーンの電子ギターを駆使し、築約70年の米軍ハウスからエレクトリック民謡をお届けしようということになりました。
web版なので、テキストでなく映像でもOK!ということで、文字から解放されてすっかり楽になった僕は、自部屋からお届けした一曲目の「黒田節」から外に飛び出して、ハウスの庭先にて長野県民謡「木曽節」にトライしました。

材木を川に流して運ぶ“川流し”がモチーフの「木曽節」と、ジミヘンの宇宙ソング「サードストーン・フロム・ザ・サン」のマッシュアップとでも言いましょうか。
とにかく外は気持ちいい春の陽気です。

プロフィール

田中克海

たなか・かつみ|1971年、岡山県生まれ。かつて戦後間もない頃、偉大なる先達――東京キューバンボーイズやノーチェクバーナが大志を抱き試みた日本民謡とラテン・リズムの融合を21世紀に再生させるバンド、民謡クルセイダーズのリーダー/ギタリスト。東京西部、米軍横田基地のある街、福生在住の田中克海と民謡歌手フレディ塚本の二人を中心に2011年に結成された民謡クルセイダーズ。失われた音楽「日本民謡」をもう一度「民の歌」として蘇らせるため、カリビアン、ラテン、アフロ、アジアなど様々なダンス・ミュージックとの融合を試み、メンバー・チェンジを繰り返しながら、2016年、現在の10人編成となる。2017年12月にファースト・アルバム『エコーズ・オブ・ジャパン』をリリース。フジロックフェスティバルや東京JAZZ、Peter Barakan’s LIVE MAGIC!など人気フェス出演を果たす。2019年4月にファースト・アルバムがイギリスでリリースされて以降、コロンビアやヨーロッパ・ツアーを敢行し、オーストラリアとニュージーランドで開催されているフェス、WOMADにも出演。2020年8月、コロンビアのバンド、フレンテ・クンビエロとのコラボレーションによるEPをリリースするなど、国内外で高い評価を受けている。

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