
我が家の猫軍団のリーダーのコンブ(黒猫)は、一緒に暮らし始めてからもう13年が経ちました。
黒猫特有の神秘さを纏い、賢そうな眼で人間の心の深淵を見透かすような振る舞いをするコンブ。後にやってくる2匹の新参猫も受け入れ、その巨大な体躯を駆使して、今も渋く猫軍団をまとめ上げています。
そのコンブですが、最近になって少し行動に変化が…。
常に落ち着き払い、餌をもらうときも年下の猫達が食べ始めるのを確認してから食器に向かう漢だったコンブが、頻繁に「ニャゴニャゴ」と空腹アピールをするようになってきたのです。「人間よ、なんか食べたい。まだ?」といった感じで。
これは老いなの?なんだかコンブのプライドがどこかに行ってしまったようで困惑しています。
さらに、先日コンブがオイラの膝の上に初めて乗ってくるという衝撃のイベントが発生しました。13年越しのお初の膝の上。その甘えてくれる態度にオイラ大感動。しかし感動と共に「長い間束ねてくれた彼にもそろそろ休息をやらねばな」的な感情もオイラに芽生え始めました。どうやって労うのが最善なのでしょう?