ライフスタイル

「北東北の」実用逸品!Vol.4

岡部文彦/木こり見習い

2022年5月25日

photo: Akiko Sato
text: Fumihiko Okabe
edit: Masaru Tatsuki

岡部文彦 山のスタイリスト 現在岩手県岩泉町在住 1976年、岩手県小岩井生まれ

岡部文彦 山のスタイリスト

〈MILTON〉のボトル。インドのハウスウェアブランドHAMILTON社が製造するウォーターボトル。

MILTONのボトル

 それこそ岩手に帰省してた時、光原社に立ち寄って、民芸品を物色してたら見つけちゃったのがこのマグボトル。ずっと飲みやすくて使い勝手が楽ちんで保温力が抜群のマグボトルを探していたんだけれど、どうにもいいのが見つからないでいた。カナダに旅行に行った時、バンクーバーの街の皆さんは、これと同じようなペットボトル型のマグボトルをみんな愛用しているご様子で、飲みやすそうでいいなあとは思っていて。そしたら民芸品屋さんに置いてあるではないか! 民藝の器は購入しないで、このボトルだけ購入して今もずっと愛用し続けております。

1LのMILTONのボトル

 林業現場では、ガチンコの体力仕事なので、ダラダラと汗を掻きまくります。かなりへばってしまって、休憩に冷たい飲み物をガブガブ飲みたくなります。手に入れた500mlでは全然足らなくって、750mlを買い足しました。でも、それでももの足らなくって、1Lの〈MILTON〉まで入手。こいつは保温力が素晴らしい! 全くぬるくならない機能性が金属の質感とデザインと共に気に入っております。

MILTONのボトルで水分補給

 誰かのコメントには「炭酸飲料は向いていない」と書いてあったけれど、僕はこのボトルに躊躇なくウィルキンソンの炭酸水を入れて、どこ行く時も持ち歩いております。勿論冬は温かい飲み物を。裏山で採ってきたクロモジの木を煎じたお茶を忍ばせております。しかし、熱すぎると口を火傷するので、温度調整が必要。1Lはやっぱり、直接飲むには向いていないことも発覚。始めはいいんだけれど、残り少なくなったきた液体を飲もうとすると、一気に液体が押し寄せてきて顔面がずぶ濡れになります。

プロフィール

岡部文彦

おかべ・ふみひこ|山のスタイリスト。ファッションスタイリスト時代からの庭師見習いを経て、現在の興味は山へ。webショップ「ホームセンターバリカンズ」の店主、農園芸作業着「ハーベスタ!ハビコル」開発の為に林業現場を体感中。

Official Website
https://www.vallicans.com
http://www.harvesta.net