『プロミシング・ヤング・ウーマン』エメラルド・フェネル(監)

タイトルの意味は“前途有望な女性”。まさにそんな女性の1人だったはずのキャシーは、ある悲劇をきっかけにその道を諦め、今は平凡な暮らしに甘んじている……と見せかけて、実は夜ごと街へ繰り出し、悪い男たちに裁きを下す復讐鬼と化していたのだった。彼女を翻弄する男を演じているのはコメディアンのボー・バーナム。最近、ネトフリで配信開始した『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』が最高だったなぁ。どうでもいいけど、ラッパーの徳利のインスタアカウントが最近かなりボー・バーナム化してない? 7月16日より全国公開。
『蛇の言葉を話した男』

アンドルス・キヴィラフク(著) 関口涼子(訳)
「これがどんな本かって?トールキン、ベケット、M.トウェイン、宮崎駿が世界の終わりに一緒に酒を呑みながら最後の焚き火を囲んで語ってる、そんな話さ。」とは、本書にまかれた帯の言葉。なにそれ、ヤバすぎでしょ。これを目にしてそれでもスルーできるような人とは友達になりたくない。そんなファンタジー小説さ。¥3,960/河出書房新社
メヒコの衝撃―メキシコ体験は日本の根底を揺さぶる @市原湖畔美術館

メキシコのスペインによる征服から500 年、独立から200 年にあたる今年、市原湖畔美術館が「メヒコの衝撃―メキシコ体験は日本の根底を揺さぶる」を開催。 本展は、日本とメキシコの交流の歴史を繙きながら、メキシコの歴史・風土・人・芸術に衝撃を受け自らの表現に向きあってきた8人のアーティストに焦点を当て、メキシコの何が彼らを惹きつけたのか、そのメキシコ体験を多角的に解き明かす展覧会。
佐藤純也 : ただ一枚の絵 @青山目黒(ショーウィンドーにて)

作家・佐藤純也が2011年に10年後に展示することを想定して制作した絵画を『青山目黒』のショーウインドーにて、インスタレーションとして公開。展示される絵画は一点のみ。※場所はこちら→東京都目黒区上目黒2−30−6