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The North Face Purple Label
シティボーイなら きっと大好物な素材65/35ベイヘッドクロス。
2021年3月9日
photo: Kenta Sawada
styling: Junichi Nishimata
grooming: Yoshikazu Miyamoto
edit: Shintaro Kawabe
’70sに〈ザ・ノース・フェイス〉から発売されたマウンテンパーカをベースにシルエットをアップデート。さらに生地は撥水加工を施した素材を採用しているから、マットな質感でアメカジの面影もしっかりと残っている。
中に大きいサイズのシャツが着られるほど身幅と肩幅がゆったりとしたジャケット。デニムと白シャツを合わせたよそ行きな服装に、このハリのあるブラックカラーを羽織れば、ちょっぴり大人の階段を上った上品で都会的な雰囲気に。これならいいレストランも行けちゃう。
定番の素材65/35ベイヘッドクロスを採用した新作のノーカラージャケットのセットアップ。グラフィックTシャツと合わせれば作業着っぽくならないし、このアスファルトグレーは都会によく合うから、街着の1軍になりそうだ。
シティボーイならきっと大好物な素材65/35ベイヘッドクロス。
アナログなものを使い込んでいる人は、かっこいい。洋服でも新しい機能素材は登場しているけれど、たとえローテクでも街に溶け込むものを選ぶほうが、周りの友達より垢抜けるはず。その素材の一つが’70 年代に〈ザ・ノース・フェイス〉が開発し、その後ブランドの代名詞とも呼べる存在になった65//35(通称ロクゴー・サンゴー)ベイヘッドクロスだ。200
6年に〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉が再現し、今季も数多くのアイテムでこの素材を採用している。
65/35とは、生地の混紡率を指す。65%のポリエステルと35%のコットンの糸で織られたとてもシンプル構造でありながら、実に理にかなっているのが魅力的だ。雨に濡れるとコットンが膨張し、繊維の隙間を埋め、防風性が向上。また逆にポリエステルが混紡されていることにより速乾性が高まるという仕組み。
ブランドのネームタグの下にクラシックな「65/35」のタグが付くのも密かにかっこよく、クラシックな趣きやマットな風合いだから都会っ子にはこの質感が似合う。買ってすぐに友達の前で着るのもいいけど、まずは近所のどこかへ行くときに羽織って育てよう。少しクタッとしているほうが街に馴染むはずだしね。
65/35のクラシックな風合いはそのままに、防水性と透湿性を搭載しているフィルム、HYVENT®を使用したコート。身幅と袖幅にボリュームがあるから、シルエットは綺麗なAラインだ。ゆったりとしたサイズのアウターに合わせた少し細身のテーパードパンツが新鮮な印象。
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