TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#1】初めてのコラム

執筆:はいだしょうこ

2025年8月12日

みなさん、こんにちは。
はいだしょうこです。

この度、はじめてのコラム連載をさせていただく事になりました。1ヶ月、お付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!

さて、みなさんは、はいだしょうこというと、ちょっと変な人?!とか、絵が下手な人とかのイメージが強いかもしれませんが、
わたくし、一応、、、歌手です。笑

©Japan Popular Music Association & mayumi mano

©Japan Popular Music Association & mayumi mano

今日は、私のお仕事についてお話したいと思います。小学生の頃から童謡歌手として活動して、その後宝塚に入り、卒業後はNHK「おかあさんといっしょ」の歌のお姉さんになり、今の私がいます。

歌のお姉さんを卒業してからは、
コンサートはもちろん、バラエティやミュージカル、画伯、など本当に色々な事にチャレンジさせていただいておりますが、自分の中で「歌を歌う」という芯がブレたことは一度もありません。

芸の世界というのは正解がなく、点数にもでるわけではない。見る側の好き嫌いもある。
そして、終わりのない世界。

自分との戦いの、とても厳しい世界だな、と感じでおります。
もともと不器用で、一つずつを丁寧にゆっくりと進んでいくタイプで、完璧にやりたい。と目指してきた私にとって、壁にあたることなんてしょっちゅう。「私にはこの世界が向いていないのかもしれない」と何度も思ってきました。

©Japan Popular Music Association & mayumi mano

©Japan Popular Music Association & mayumi mano

ただ、がむしゃらにお仕事に向き合ってきた人生ですが、最近ある変化が少しずつ現れてきているような気がしています。
若い頃、涙しながらがんばってきたことが、いま、やっと点と点が、線になって繋がってきているような。。。
今までやってきたことを、どこかの誰かがみてくれていて、また新しい何かに繋がってきているような。。。そんな感覚になることがあります。

この年齢になって、やっと少しずつ見えてきたこと。
人生って、「無駄なことなんてひとつもないんだ」と感じ、細くても続けていれば必ず何かにつながっていくんだと。出会いや別れもすべてそう。

続けることは大変だけれど、やめることはいつでもできるから。
芸名「はいだしょうこ」は、お仕事を通して出来上がり、学ばせていただいている。そう感じながら、今日もわたしは皆さんに少しでも笑顔になっていただけることを願って、お仕事に向かっていくのでした。

少しまじめになってしまいましたが、次回は、もう少しポップなお話ができればと。それではまた☺️

プロフィール

はいだしょうこ

はいだ・しょうこ|東京都出身。作曲家の中田喜直のもと、幼少期より童謡歌手として全国各地のコンサートをまわる。1998年、宝塚歌劇団に入団し娘役として活躍。2003年、NHK「おかあさんといっしょ」第19代うたのおねえさんに就任。番組卒業後もNHK大河ドラマ「真田丸」に出演するなど、幅広い年齢層から人気を集めている。ピアニストの実父と共演しているCD「中田喜直の世界ほしとたんぽぽ」も発売中。最近では、YouTube「はいだしょうこの歌とか、、、」でも数多くの歌を届けている。

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https://www.instagram.com/haida_shoko/

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