TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#1】野鳥のススメ。

執筆:レイザーラモンRG

2025年1月10日

日本野鳥の会会員のRGです。

紅白に出られるかもしれないという邪な理由で密かに野鳥の会に入会して15年…

実は日本野鳥の会はもう紅白で「客席審査カウント」をやってなくて
最近はずっと麻布大学野鳥研究部が行っているため、紅白の夢は絶たれましたが

しぶとく野鳥好きをアピールし続けたところ、2023年には船越英一郎さんとBS朝日でバードウォッチング特番が組まれるまでのしあがりました!

その実績?を評価され、こうやってコラムを書いていますが
ここでRGがどうやって野鳥好きキャラを確立していったかを振り返っていきたいと思います。

何のジャンルにもマニアさんたちがいてその人達には敵いません。マニアさんたちは山奥に行ったり激レア野鳥が見つかるまで数日待つなどのハードバードウォッチングをやります。

RGはそこまで時間をかけられなかったため、そしてバードウォッチングの魅力を初めての人にも伝わるように、
ハードバードウォッチングに行くのではなく、普段住んでいる所や働いている所にいる野鳥を見ることに専念しました。

そう、「鳥を見に行く」という傲慢な人間中心の考えを捨て「野鳥がいる世界に今住まわせていただいております」「お姿を拝見させていただきます」という謙虚マインドにシフトチェンジ。

すると普段普通に見られるスズメ、カラス、ハトたちを見るだけで「バードウォッチングできた〜!」と大満足できる体になり、さらにはそのカラスがよく都会にいるハシブトカラスではなくハシボソガラスだったり、ハトがドバトではなくキジバトだったら大興奮、ヒヨドリやトビなんか見た時は失禁しそうになるし、最近河川が綺麗になってきて激レア感なくなってきたカワセミなんか見つけようもんなら…気絶してしまう…。

そんな体になってたよ〜♪
(B’z LOVE PHANTOMより)

プロフィール

レイザーラモンRG

1974年、愛媛県生まれ。同志社大学のプロレス研究会に所属していたHG、立命館大学のプロレス同好会に所属していたRGが交流戦で出会い、1997年7月にコンビ「レイザーラモン」を結成。その後、吉本興業に所属しプロデビュー。2000年には、「ABCお笑い新人グランプリ」で審査員特別賞を受賞し、コンビで東京進出。『R-1ぐらんぷり』では、2度の決勝進出を果たすなど精力的に活動し、近年ではものまねのレパートリーも広げている。芸能界きっての鳥好きとしても知られ、『国立科学博物館』で開催中の特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」では音声ガイドを担当するほか名誉トリバサダー にも就任。