TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム
【#3】フィジカル体験記
執筆:久保亮太朗
2024年12月27日
NYやTorontoで友達たちから様々な情報を得る中で1番多い情報は、「このclub、パーティー調子いいよ。」です。
東京に初めて降りたった日、真っ先に表参道のventへ駆け込み『東京とはなんぞや』を学びに行っていた僕にとって、“club”という場所はその街の教科書そのもの!!
そこにいる人たちのファッション、喋り方、挨拶(hug)の仕方、踊り方などでその人たちの特徴やパーソナリティがじわじわ伝わってきて高揚感が湧き上がってきます!
特にNYやTorontoは性格的にもopenな人が多いです。
何よりdiverse。本当に色んな人種の方がいるのでその場にいるだけで、この人はHiphopも好きそうだな、あの人はどちらかというと激しめのtechnoが好きなんだろうな、あの人はあのアーティストから影響受けてあのファッションしてきているな〜、とか色んなことが読み取れる。且つコミュニケーションも取れてしまうので答え合わせもできます。
これは絶対にフィジカルじゃないと体験できないですよね。
先日も友達のsamが主宰をしているArt Show Near Me(以下ASNM) のパーティーが開催されると聞きつけ、踊りに行ってきました!

オーガナイザーのsam。彼のDJプレイはすごくかっこいいので
要チェックです!
https://www.instagram.com/samuelwasserman/
ASMNのパーティーは毎回序盤30分で全力で踊っている人たちが多数います。(笑)正直これが僕の海外でのFirst culture shockです。
日本のクラブだとゆっくりスタートして24時あたりからジワジワ激しくなっていくイメージ。でもこっちは全力スタート。力尽きるまで。というイメージ。
個人的な意見ですが、ダンスフロアにいるとバックプリントに目がいってしまいます。
24時を回って来る頃にはすでにいい意味でカオス状態です。
昨今、サブスクリプションの登場やSNSの発達で音楽、その他エンタメが手軽に発見、体験できる世の中になりました。
只、フィジカルでのこの高揚感、新しい発見、コミュニケーション、五感全てからくる体験はなににも変え難い。そう信じています。
もし新しい土地に移る機会があれば街の教科書(club)に足を運んでみてください。きっとその体験は何年経っても鮮明に覚えているはずです。
プロフィール
久保亮太朗
くぼ・りょうたろう|1997年生まれ。銀座蔦屋書店のphotobookコンシェルジュとして働いたのち、現在は海外を拠点に活動中。
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