PROMOTION

〈adidas Originals〉とシティボーイの肖像。#4

Kaisei Sakae(26)_『Blue Lug Hatagaya』Staff

2024年6月19日

〈adidas Originals〉とシティボーイの肖像。


photo: Ryohei Ambo
illustration: Kouzou Sakai
styling: Kazuro Sanbon
edit: Koji Toyoda

#4 Kaisei Sakae(26)_『Blue Lug Hatagaya』Staff

 POPEYE Webライターのウトくんに紹介してもらった榮海成くん。永山瑛太と鎮座DOPENESSを足して割ったような見た目のナイスガイは、『ブルーラグ幡ヶ谷店』の新米スタッフだ。

-His Room-

スニーカー「サンバ OG」¥15,400、オーバーサイズTシャツ¥5,170(ともにadidas Originals/アディダスお客様窓口☎️0570・033・033)

 そんな彼の一日は、朝起き抜けの「やば、もうこんな時間だ」という一言で始まる。ベランダに置いた自転車をピックアップするやいなや、アパートの階段を駆け下りて甲州街道を爆走! 10時の始業時間に滑り込みセーフでスタンドイン。鬼のように厳しい先輩たちに囲まれながら、お客さんからオーダーを頂いた自転車の組み立てに従事する。聞くところによると、10時〜20時までほぼノンストップ(途中近所のコンビニでの休憩を挟みながら)! 時には組み立てがスムーズにいかず、午前様になることもザラ。それでも一切疲れを見せず、常に笑顔を絶やさない。都会の波に揉まれながらも、自然体でいられるのが海成くんのいいところ。

-Blue Lug Hatagaya-

スニーカー「サンバ OG」¥15,400、3ストライプショーツ¥7,150(ともにadidas Originals/アディダスお客様窓口)

 もともと鹿児島生まれ鹿児島育ちの彼は、幼馴染みのウトくんと一緒に地元で『contig』という名前の古着屋をやっていた。高校卒業後の2年間、千葉で暮らしていたときは暇ができると下北や高円寺に通い詰めるほどの古着フリークで、ちょっと王道を外した海成セレクトは鹿児島のシティボーイたちにも人気だった。だが、そんな彼らの夢のようなショップも約1年でブレイクアップ……。

「古着も大好きでしたが、どこか趣味の延長という感覚が拭いきれなくて。30代も間近に迫ったこのタイミングで手に職をつけなきゃマズいなという気持ちが沸々と湧き上がり、スタッフを募集していた『ブルーラグ幡ヶ谷店』に思い切って応募したんです」

 2年半前に上京し、桜上水にある昭和感たっぷりのアパートを根城に、毎日自転車作りと向き合っている。

-His Car-

スニーカー「サンバ OG」¥15,400、3ストライプTシャツ¥4,400(ともにadidas Originals/アディダスお客様窓口)

 そんな彼の息抜きは、昨年の8月に購入したマイカーでのドライブ。

「鹿児島の先輩に教えてもらった’80〜’90年代のミニバン『シャリオ』。7人乗りでデカいサイズ感だから自転車も積めて、よく富士五湖のほうまで行きますね。平日休みだから観光客も全然いなくて、めっちゃ静か。湖の周りをのどかに自転車で走っていると、田舎を思い出すんですよ。実は鹿児島にも『ブルーラグ』があって。怖い先輩たちにも認められるようになったら地元に戻って、鹿児島店の一員になりたい! という小さな願望も芽生えてきたんです。そのためにも早く仕事を覚えなくちゃ」

インフォメーション

〈adidas Originals〉とシティボーイの肖像。#4

adidas Originals SAMBA OG

海成くんが履いているのは、つま先部分のT-トゥデザインがアイコニックな〈アディダス オリジナルス〉の「サンバ OG」。古着でもお目にかかれない絶妙な配色のコンビは、今季のニューカラーだ。王道じゃ物足りないと思うキミに。¥15,400(adidas Originals/アディダスお客様窓口☎️0570・033・033)

Official Website
https://shop.adidas.jp/