
〈コム デ ギャルソン・シャツ〉の秋冬のショーで印象的だった鮮やかなビッグニットとゆったりショーツの合わせ。特別なスタイリングではないのにとてもフレッシュに映ったのはなぜだろう。ショーではピンクやオレンジを着用していたが、今季〈コム デ ギャルソン・シャツ〉からは鮮やかなカラーリングのニットが多く登場していて、他にライムグリーンやブルーもラインナップ。選んだのはオレンジのクルーネックだ。ショーツにはリラクシングな〈L.L. ビーン〉のフランネルチェック柄トランクスを。柄のバリエーションが豊富な隠れた名作だと思っている(女子にも薦めたい)。足元には〈ビルケンシュトック〉の「リュトリー」を。スイスの都市名を拝借したこの新作は、ボストン、チューリッヒあたりが好きなぽってり派が乗り換えそうな期待の大型ルーキー。ストラップの位置はかかと側へとスライドさせれば、足が固定されて歩きやすくなるという仕掛けも。家でくつろいでいるときのような力の抜けたこんなスタイリングもやっぱり好きなんだ。