カルチャー
雑誌『Subsequence』本日発売。
2022年7月23日
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ウェブ媒体をやっていてなんだけど、「紙の雑誌ってやっぱりいいよなぁ」としみじみ思うタイミングが時々くる。雑誌『Subsequence(サブシークエンス)』が刊行される日もそのひとつ。
POPEYE、POPEYE Webで多くの記事を執筆していただいているフリーエディターの井出幸亮さんが編集長を務め、〈visvim〉が版元になっている超大判&バイリンガルの雑誌で、「Arts & Crafts for the Age of Eclectic」をタグラインに世界中の工芸と文化にまつわるトピックを幅広く取り上げている。
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最新号のテーマは「Body Presence(ボディ・プレゼンス/身体性)」。〈ポスタルコ〉のマイク・エーブルソンさんやプロダクトデザイナーのジョナサン・アイブさん、バンド「空間現代」の野口順哉さんに「実際に体で感じること」をテーマにインタビュー。いつも誰が登場するか予想がつかない巻頭エッセイでは作家の小野正嗣さんや陶芸家のアダム・シルヴァーマンさんが執筆。どんな内容かは読んでからのお楽しみだけど、「ここでしか読めない」という点においては100%保証されている。

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
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


5号目にはちょっと変わった特別付録もついている。雑誌POPEYEで2012年から6年間続いた〈visvim〉中村ヒロキさんの連載「My Archive」をまとめた単行本に収録されなかった“幻”の12回分の記事を再編集し、収録した2冊セットの“DIYブック”だ。中綴じページを切り取って、自分で折りたたんで作るらしい。

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冒頭に戻り、なぜ『Subsequence』を読むと紙の雑誌がいいなぁと思うのか。まず大きい。それもあって写真の迫力がすごい。ザラッとした独特の風合いの紙はなにかと触っていたくなる。少し変わった匂いがする。こんなサイズ感の紙を持つことがないからか、手に取るだけでなにかしらのスイッチが入る感覚がある。言葉にしてみると普通すぎて馬鹿っぽいかもしれないけど、そんな感じだ。でも、毎日忙しく働いていたり、色々なニュースを追いかけていると、この普通になにかを感じるということが結構難しくて、大事だったりするよなと立ち止まらせてくれる。もちろん人によって何を感じるかは違うので、お店で手にとって実際に体で感じてみて欲しい。7月23日(土)〜29日(金)には、中目黒に最近オープンした新しい〈visvim〉ショップで、5号目で取り上げている中国の藍染布「藍印花布(らんいんかふ)」の貴重なヴィンテージ品を展示・販売するイベントも開催しているからぜひそのタイミングに。
で、突然ですが最後はPOPEYE Webの宣伝。雑誌作りって楽しいよねという話だったり、編集という仕事の不思議さについてをトークするポッドキャスト『ZATSUDAN』をスタートします。第一回は『Subsequence』編集長の井出幸亮さんとPOPEYE編集長・町田雄二さんの雑談。『Subsequence』についてより深く話を聴けますし、2人がどうやって編集者になったかなど、雑誌についての雑談満載の充実した内容です!
インフォメーション
Subsequence(サブシークエンス)
●日英バイリンガル
●本誌: 160ページ、オールカラー
●本誌: 260mm x 372mmの大判サイズ
●定価: 4,200円(税別) *日本国内の定価です。販売国によって価格は異なります。
●日・米・欧・アジア各国の〈visvim〉直営ショップと一部セレクトショップ、およびweb通販にて販売されます。
●年2回発行予定
● Tシャツなどオリジナルグッズも販売します。
参加クリエイター
坂口恭平/タマラ・ショプシン/スティーブン・マン/石塚元太良/ナカバン/長島 有里枝/若菜晃子/藤本玲奈/鶴見昂/中村ヒロキ/中村ケルシー 他
製作スタッフ
編集長: 井出幸亮
アートディレクター: 仁木順平
フォトグラファー: 深水敬介 他
Official Website
https://subsequence.tv
Instgram
@subsequence_magazine
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