TRIP

せっかく泊まるなら、このホテル。/ホテル日航アリビラ

2022.06.30(Thu)

photo: Kazufumi Shimoyashiki
text: Tamio Ogasawara
2022年7月 903号初出

外国ムードで泊まることを楽しむ。

 旅の目的にもよるけど、日常があまりに激務がゆえに、のんびり、しとやかに休暇を過ごすというのも、渡航気分な沖縄では全然ありだ。本島に数あるビーチリゾートの中でも、断然海外に来た気持ちにさせてくれるのが、読谷にある「ホテル日航アリビラ」ではなかろうか。赤瓦屋根と白壁のスパニッシュコロニアル様式のエクステリアも、コの字型のエントランスも、ハワイのホテルのようなエレベーターも、いちいちすべてが外国しているのは、建築の基本設計をアメリカの会社がやっていたからというのは間違いなくある。朝起きたらフレンチトーストとオムレツをいただき、水着に着替えてプールで泳ぐ。ビーチチェアに寝そべり、本を読んで、うたた寝をする。読谷には北窯などの窯元や、『水円』といった美味しいパン屋もあるので、ふらっと出かけてもいいだろう。たいして何もしないってことを楽しめるのは、クラシックリゾートであるアリビラの特権なのだ。

ロビーに入ると南国リゾートのいい匂いがするのだが、これはガーデニア(クチナシ)の香りだそうで、強い太陽の光が差し込む回廊のエキゾチックさともフュージョンし、歩くだけでも気分がいいのだ。エレベーターホールには古い魚の絵が飾られ、日本食レストランにはかの金城次郎の魚文の壺が鎮座したりもしている。プールを下れば、春には沖にザトウクジラが現れるビーチもあるぞ!

インフォメーション

ホテル日航アリビラ

◯中頭郡読谷村儀間600 ☎︎098·982·9111 全397室
スーペリアツイン1泊¥48,400〜(1室2人料金)、トップフロアツイン1泊¥63,800〜(1室2人料金)


Official Website
www.alivila.co.jp

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