
photo: Hayato Wakabayashi
彫刻というと、木や石・金属や粘土といった素材を作家がイメージするカタチに削ったり、足したりすることで作品にしていく。だから当たり前だけれど、彫刻は平面ではなく立体としてこの我々が住む三次元の空間に存在するわけだ。ところがどっこい中谷ミチコが本展で展示しているのは、そんな彫刻の前提を逆手にとるかのような新たなイメージである。粘土で作った像を型取り反転した凹凸として表現された造形。その凹んで質量をもたない部分、いわば三次元の空間に存在していない部分には、たしかに”不在”が”存在”しているのだ。そんな詩的な空間に身を委ねてみては!
会場:アートフロントギャラリー
会期:2022年11月30日(水)〜2023年1月22日(日)
時間:水~金 12:00〜19:00/土日 11:00〜17:00
休み:月、火、および冬季休業12月26日〜1月6日
料金:無料