東京・新橋エリア。
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令和四年
2022
八月
Friday
1920年代のヨーロッパを舞台に、「次にカフェに入ってきた女性と結婚する」と決心をした船乗りが、実行に移したらなんと結婚できてしまった……という斜め上をいく展開から物語は動き始める。しかしその後、船乗りは小悪魔的に立ち居振る舞う妻リジーに翻弄され続けるしかない。リジーはレア・セドゥが演じているのだが、「現代においてこういうキャラを説得的に演じられるのは彼女くらいなんじゃないか?」ってくらい禍々しい存在感。本当にすさまじい役者だ。8月12日より公開。
アートユニット2blksが運営するアートギャラリーと喫茶&酒場スペースを併設したオルタナティブスペース・亀戸アートセンターで、アーティスト・内山聡の個展 “ WORKS ”を開催中。工業的な生産と人間的な生活という現実を描き出す内山。労働にも似た機械的な作業の繰り返しの末に生み出された”絵画”作品は、我々の日常そのものを映し出している。まるで現代社会を鳥瞰するような不思議な気持ちにさせてくれる作品だ。Tシャツやパーカーなどの布ものを持参すれば、本展のコンセプトイメージをシルクスクリーンプリントしてもらえるイベントも開催中。詳細はHPをチェック!
会場:亀戸アートセンター(KAC)
会期:2022年8月6日(土) 〜 8月28日(日)
時間:平日 16時-22時 土日 13時-20時
休み:木曜日 ※ 夏季休業 8/11(木) - 8/18(木)
料金:無料
スタジオジブリの名作「となりのトトロ」で、主人公の子どもたちはトトロへと繋がる森の抜け道を発見するが、それは子供が自由に目にしている世界と大人が認知する世界とは眺めがまるで違うことを表しているともいえる。私たちもいつのまにか”正しく”街を歩き、行動するようになった。「patchwork my city」と題し、都市の断片を繋ぎ合わせることをテーマにしたこの展示では、匿名アーティストグループEVERYDAY HOLIDAY SQUADが地図をパッチワーク(解体/再構築)し、現代の東京の姿を様々な角度から捉え直すことを試みる。作品は、地図としては実用的ではないのかもしれないけれど、鑑賞者の生活に新たな眼差しをくれるガイドマップになること間違いなしだ。
会場:PARCEL
会期:2022年7月16日(土)〜8月28日(日)
時間:14:00〜19:00
休み:月曜・火曜日
料金:無料
マーベル映画を観ると、物語や映像と同時に、いつだってそこに流れるポップミュージックの印象が強烈に残る。その両者の関係について、『アイアンマン』から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』までを徹底的に掘り下げたのがこちら。選曲の意図や効果について、作品ごとに様々な角度からの分析には、「そうだったのか!」と膝を打つこともしばしば。こういう本、待ってました。イースト・プレス/¥2,200
2020年にスタートしたルイ・ヴィトンの巡回展が世界の主要都市を巡りながら開催中。そして今夏はここ日本、六本木の東京ミッドタウンに到着。メゾンの160年以上にわたる歴史から、選りすぐりのアーカイヴの数々と最新のクリエーションを組み合わせた展示を鑑賞/体験できる。貴重なコレクションからアーティストたちによるコラボレーション、アイコニックなグッズなど、見所満載。
会場:東京ミッドタウン 芝生広場
会期:2022年7月8日(金)〜8月21日(日)
時間:11:00-20:00(最終入場19:30)
入場:無料 (要事前予約・ルイ・ヴィトン LINE公式アカウントより受付)