朗読:松重豊
12月のフードカレンダー(『T.I.E.S』のホリデー菓子ギフト)

年末年始にあやかって甘いものをたくさん食べたい。可愛過ぎるお菓子は照れくさいけれど適度に可愛さも味わいたいワガママなメンズには、程よくカジュアルな見た目の『T.I.E.S』のホリデー菓子ギフトを。右上から時計回りにキャラメルナッツクッキー、ラムレーズンサンド、自家製グラノーラ入りウサギ型ホワイトチョコ、ヘーゼルナッツチョコクッキー。どれも一口でパクパクいける。
インフォメーション
T.I.E.S
ワーキングホリデーで世界の食文化を体験したのち、都内人気菓子店で修行をしたお菓子作家の青山さんがスタートしたお菓子ブランド。2017年から工房を構える。ギフトは、ご自身の営むオンラインショップ『mámpfən grocery store』で今月12日から販売開始。『パーフェクト・ケア』J・ブレイクソン(監)を観る。

主人公のマーラは、自立困難になった高齢者をケアする心優しき法定後見人だ……というのは表の顔で、裏では医師やケアホームと結託し、顧客の資産を搾取しているものすげぇ悪いヤツ。そんな彼女がある老人をターゲットに定めたことから、不穏な出来事に巻き込まれるというサスペンスなのだが、マーラ演じるロザムンド・パイクが、あの『ゴーン・ガール』に勝るとも劣らぬ強烈なインパクト。ケアという言葉が流行している今こそ観るべし。12月3日より全国公開&配信開始。
『ニッポンの音楽批評150年100冊』を読む。

栗原裕一郎、大谷能生(著)
音楽について論じた批評は数限りない。音楽批評について論じた本っていうのも、まぁまぁあった気がする。だけど、明治初年前後まで遡り、現代に至るまで日本において音楽がどう語られてきたかについて、ここまで詳細な資料を通して検証した本は前代未聞じゃないか。日本における150年の音楽批評の歩みを知った後は、いつもと同じ音楽が何か違って聴こえてくるに違いない。¥2,750/立東舎
「川島小鳥 x 仲野太賀 / (世界)²展」@UTRECHT/NOW IDeA

川島小鳥x仲野太賀の作品集 『(世界)²』(読み方:せかい)が発売! その刊行を記念した展覧会が12月12日まで『ユトレヒト』にて開催中。また11月26〜29日までの4日間は、渋谷ヒカリエ内にある『aiiima 1&2』でも本書の刊行記念展が開催され、2会場とも異なる構成&プリントみたいなのでぜひ両会場に足を運んでみよう! 詳細は以下でチェック。