フード
【#2】シドニーのフィッシュマーケット
2021年8月19日
text: Atsuko Nakao
初めて行った南半球が気に入って、2018年の年末年始はオーストラリアのシドニーに行った。
その前年に行ったメルボルンは小さなヨーロッパを持ち込んだような落ち着きがあって、いつでも私の日常があった。旅には非日常も求めるので、もうひとつの行きたかった町シドニーを選んだ。
移民がいる多様な文化の国。それはフィッシュマーケットに行くとすぐに感じた。想像していたロブスター、サーモン、カニだけでなく今、日本で見かける魚が全種類揃っている感じがするくらい豊富だった。肉に関しても同じでステーキ、ロースト用だけでなく新鮮な内臓が売られているのを見て、多民族国家の胃袋を満たしているんだと思った。
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新鮮な殻付き生牡蠣シドニーのロックオイスター種がたくさん並べられていて、見つけたら無理してでも食べたいターオス湖産。見た目は真っ黒だけど中身はクリーミーで美味しい -
新鮮な取れたばかりのイガウニは縦割りで開けられていた。スプーンですくうように食べると弾力があって甘くて美味しかった。

プロフィール
中尾敦子
なかお・あつこ|1959年生まれ。北九州出身の料理人の夫と結婚してヨーロッパ から帰国。銀座で店を経営後、 ジェイクックを開店して今年で35年目。旅のテーマは都市と食事と音楽。知らない世界を旅できるという意 味で映画好き。
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