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お邪魔します、「Polo Originals & Friends」。
W・デイヴィッド・マークスさんと見つけた、今の時代の「自由」なトラッド。
2025年10月21日
photo: Kazufumi Shimoyashiki
text: Keisuke Kagiwada
「Polo Originals & Friends」と銘打ったイベントへの招待状が〈ポロ ラルフ ローレン〉から編集部に届いたのは、永遠に続くかに思えた灼熱の日々がようやく終わりを迎え、心地のいい秋風が吹き始めたある日のこと。
なんでも〈ポロ ラルフ ローレン〉が打ち出すグローバルキャンペーン「Polo Originals」のローンチイベントで、日本では初開催だという。ちょうどどこかへ出かけたい気分がむくむくと湧き上がっていたところだし、これはお邪魔するっきゃない。
かくして10月3日、招待状にあった東京の小石川の住所に向かうと、現れたのは瀟洒な日本邸宅。大きな玄関口には、〈ポロ ラルフ ローレン〉のネイビータグをモチーフにした暖簾がなびいていて、いやがうえにも気分が上がってくるではないか。
「こんにちは!」
背後から声をかけてきたのは、ポパイでもお馴染みの文筆家、W・デイヴィッド・マークスさんだ。「幼少期から母に着せてもらってきたので、〈ポロ ラルフ ローレン〉歴はかなり長いんですよ」と微笑むデイヴィッドさんは、この日もほぼ全身〈ポロ ラルフ ローレン〉。そんなデイヴィッドさんにブランドの魅力を聞いてみると、僕が着ていたモスグリーン地にオレンジのポロ・ポニー刺繍をあしらったシャツを指さして、こう語る。
「これじゃないですか! アメリカントラッドを表現するブランドはたくさんありますが、こういうポップで攻めた色使いをするのは〈ポロ ラルフ ローレン〉だけ。だけど、一見すると派手なカラーリングなのに、落ち着いた印象に仕上げてしまう。それが〈ポロ ラルフ ローレン〉の魔法なんです」
〈ポロ ラルフ ローレン〉の魔法! のっけからそんな金言を頂戴してしまったら、もうこの人についていくしかない。というわけで、一緒に中に入ることに。
そもそも「Polo Originals」ってなんだ?って話なんだけど、ざっくり言うと〈ポロ ラルフ ローレン〉の原点となるトラディショナルなアイテム(ツイードのジャケットとか、チノパンとか)を、現代のスタイルにミックスして楽しむマインドのこと。(詳しくはこちらを見てね) だから今回のイベントでゲストやモデルが着用している服も、すべてブランドの根幹をなすクラシカルなルックがベースになっているようだ。わかりやすいので言うと、シャツはボタンダウンではなく、カラーピン仕様が多かったりとか。先日観た、1930年代のアメリカ南部を舞台にした映画の登場人物たちを彷彿とさせるスタイリングに、「Polo Originals」ではブルーのキャップやオレンジのカーディガン、あるいは英国っぽいスクールマフラーを合わせちゃう。この新鮮さったらない。これからの季節、どうしてもモノトーンのファッションになりがちだけど、それを目の覚めるような差し色で楽しくアレンジすること。これが魔法か!
鯉の泳ぐ中庭を見やりながら廊下を渡り、いよいよメイン会場である大広間に。足を踏み入れると、「Polo Originals & Friends」と冠した本キャンペーンのルックと、そのアイテムをまとったトルソーがお目見えした。縁側の向こうに広がる庭でも、「Polo Originals」流の着こなしをしたモデルたちが佇んでいる。
なかでもひときわ目立つのはやはり、大きくプリントされた今回のイメージビジュアルだろう。東京を舞台に撮影され、「Polo Originals」のマインドを体現する5人の「テイストメイカー」が出演している。今回選ばれたのは、アイビーファッションを作品に落とし込む韓国人イラストレーターのアーロン・チャンさんを筆頭に、大阪でテーラーを営む上田寛貴さん、メンズ ファッションディレクターである西口修平さん、香港でシャツ職人として修業した経験をもつ写真家のジェームズ・ハーヴェイ=ケリーさん、香港を拠点に活躍する俳優のアンドリュー・リンさん。それぞれに我が道をいく彼らの個性をさらに引き立てるスタイリングからは、「Polo Originals」が単なるコーディネートの話ではないことが、ひしひしと伝わってくる。着る人の生き様と〈ポロ ラルフ ローレン〉の美学が混じり合った先に生まれる世界観なのだ。こうしたクロスオーバーが重要なことは、アーロンさんのイラストやジェームズさんの写真作品、それから上田さんが趣味にしているという迫力満点の盆栽までが会場に展示され、「Polo Originals」の世界観をより強いものにしていたことからもわかる。
「もともとアメリカントラッドっていうのは、ファッションではなかったんです。その昔、保守的な白人たちが日曜日に教会へ着ていく、制服のようなものだったんですから」展示を見終え、会場を後にしたデイヴィッドさんが、感慨深げな表情で今日の感想を話し始めた。目から鱗が落ちたその言葉で、このレポートを締め括らせていただこう。
「そういう伝統が失われた今、同じようなスタイリングを、いろんな要素をミックスした上でファッションとして再定義したのが、〈ポロ ラルフ ローレン〉と言えるかもしれません。今回の展示を見ても、ハウンドトゥースジャケットにウェスタンハットを合わせたり、クリケットセーターにダメージ加工のチノパンを合わせたり、あるいはスーツにカンカン帽を合わせたり……。しかもそれが、かつてのハイソサエティな白人文化の文脈だけじゃなく、国籍や人種を超えて日本のシティボーイにも浸透し、彼らならではの方法で取り入れている。イベントを通じて、今の時代のトラッドは自由なんだなって改めて思いました」
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