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堀米雄斗が語る、レッドブルとの未来予想図。
Red Bull
2025年3月17日
オリンピック2連覇を成し遂げたトップスケーター、堀米雄斗さんがレッドブルと契約! レッドブル・アスリートの一員として、今まで以上に競技としてもカルチャーとしてもスケートボードシーンを盛り上げていくことになりそうだ。その未来予想図を語ったレッドブルの特別インタビューを一部掲載!

Red Bull
Red Bullと契約する決め手となった理由を教えてください。

堀米雄斗
ずっとスケボーをすることで色々な夢だったり、目標を叶えてきたのですが、Red Bullと契約をすることで、次の夢や目標に向けて新しいステップを歩むことができたり、今まで自分ができなかったことにも挑戦できたり、一緒に高め合っていけるんじゃないかと思ったことが一番大きな理由です。

Red Bull
高め合うとは具体的にどんなことがありますか?

堀米雄斗
海外では色々なブランドの人たちが大きなイベントを開催していますが、自分でもそういったイベントをプロデュースしてみたいと思っています。日本でストリートカルチャーやスケートボードの魅力をもっと伝えていきたいですね。

Red Bull
個人ではできなかったこともRed Bullとならチャレンジできるということでしょうか。

堀米雄斗
Red BullのSNSやYouTubeで様々なスケーターが新しいチャレンジをする姿を見て「こんなことできるんだ」と思い、自分もやってみたいと感じたことが大きいです。

Red Bull
これまでにRed Bullが出してきたビッグプロジェクトを見てどう思いましたか?

堀米雄斗
レティシアがヘリコプターの中でグラインドをしてそのままパラシュートで降りる映像はすごく衝撃でした。街中の地面で滑ることが一般的でしたが、それをひっくり返したという。Red Bullとならスケートボードでそういったこともできるんだ、と改めて思いました。

Red Bull
サンドロ・ディアスが地上45mの橋の上でライドする映像はどうですか?

堀米雄斗
ブラジルの橋の上でスケートをすること自体がすごく面白いアイディアだし、簡単に言うとぶっ飛んでいる企画だと思いました。僕がバーチカルをやっていたころも一緒に大会に出ていた選手で、その時からすごい有名なプロスケートボーダーで影響を受けていました。

Red Bull
そういったRed Bullらしいとも言えるぶっ飛んだ企画についてはどう思いますか?

堀米雄斗
小さい頃に友達とノリでぶっ飛んだアイディアをトライすることが大好きだったので、その頃と同じ感覚でRed Bullと一緒にやっていきたいなと思います。

Red Bull
すでに様々なコンテストのタイトルを獲得されてきましたが、まだ狙いたいタイトルはありますか?

堀米雄斗
まだ獲れていないタイトルがあって、大会でいうとStreet League Skateboardingのスーパークラウンです。小さい頃から夢のコンテストだし、トッププロスケーターもモチベーション高い勢いのある若いスケーターも出場しているので、セッションして高め合って刺激をもらうことが多いので特別な大会だと思っています。

Red Bull
コンテストと同じくらい重要なのがストリートでの活動だと思います。多くのファンが待ち望んでいるのが、Skater of the Year(SOTY)をアジア人初受賞するという快挙ですが、この挑戦に向けて自分に必要なこと、Red Bullができることは何だと思いますか?

堀米雄斗
SOTYは自分が獲れていないタイトルのひとつでもあるし、アジア人がまだ獲っていないという意味でも、自分にとって特別な存在です。でも、ストリートカルチャーに貢献してることだったり、ストリートで攻めていることだったり、、、大会の結果とは違って言葉では表せられない部分が評価される難しさがある。もちろん獲りたいんですけど、賞に囚われすぎず、自分が残していきたいものを映像に残していって、それが結果として評価されてSOTYを獲れたらいいなと思っています。

Red Bull
同じスケートボードにもかかわらず、水と油の様相を見せる「コンテストスケート」と「ストリートスケート」ですが、YUTOはそのどちらでも高いレベルにいる数少ないスケーターの1人です。現在のスケートシーンが抱える大きなテーマでもあるこのトピックについてYUTOはどのように考えていますか?

堀米雄斗
ストリートシーンとコンテストシーンは、普通の人から見るとまったく別物に見えているかもしれないですけど、僕はあまりそういうふうには捉えていません。僕が始めた時は小さな公園やストリートから練習をしていって、大会が見えてきたりしました。だから、ストリートの延長線上に大会があると自分は思っています。まるっきり別物というよりはストリートで経験したことや培ってきた技や経験を大会に落とし込んでいくという感覚です。いろんな表現の仕方があるので、みんな見せ方が違う。そもそもスケートボード自体が自由なものだから、大会もストリートも別物だとは思っていないです。ストリートのいい部分やカルチャーもあるし、大会のいいシーンもあるので両方とも大好きだです。オリンピックのような大会も増えて新しい可能性があると思っています。

Red Bull
自分が今まで培ってきたスケートボードを表現する場としてストリートや大会があるということですが、映像作品という意味では、早くRed Bullでの映像作品が見たいという声も多いと思います。こういったビデオが撮りたいという構想はありますか?

堀米雄斗
日本全国でいろんな場所で映像を残して、日本だけの映像を作ったりしてみたいです。また、海外にも良い背景だったり、それぞれ良いスポットがあるので、そういったことを考えながらレッドブルと一緒に良いと思えるものを作っていきたいですね。

Red Bull
スケートボードに限らず、これまでのRed Bullの企画ですごいと思ったものはありますか?

堀米雄斗
レティシアのドロップや、スキージャンプの世界記録、アイススケートのビデオはすごいと思いましたね。限界を超えていくという部分は自分もやってみたいことでもあります。普通じゃ考えられないような企画もやってみたいです。それがなんなのかはこれから深く考えていきたいと思ってます。
プロフィール
堀米雄斗
ほりごめ・ゆうと|プロスケーター。1999年、東京都生まれ。東京オリンピック、パリオリンピック男子ストリート金メダリスト。2025年3月からレッドブル・アスリートのメンバーに。
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