ファッション
自然愛好者の日曜日の外出。
<ナイジェル・ケーボン>のツイードセットアップ
photo: Mitsugu Uehara
styling: Shogo Iwayu
grooming: HORI
edit: Ayumi Taguchi (kontakt)
2024年12月1日


ドニゴールツイードのジャケット104,500、共地のパンツ¥68,200(共にナイジェル・ケーボン/アウターリミッツ☎️03・5413・6957)ユーズドの〈アースラグズ〉のメキシカンパーカ¥6,600(ジャンティーク☎️03・5704・8188)その他は私物

アイルランドのドニゴール地方の家庭で手織りによって紡がれた、ホームスパンのツイード生地のジャケットとパンツ。ブラウンをベースに赤・白・オレンジ・青といった、色や太さや撚糸にムラがある糸をそのまま織り込んでいるので、生地全体にネップが生じている。鍛冶屋が着用していた作業着の生地を再現しただけあって、かなりタフな作り。ドニゴールツイードのジャケット¥104,500、共地のパンツ¥68,200(共にナイジェル・ケーボン/アウターリミッツ☎️03・5413・6957)手に持ったミニシクラメンワーリーギグセレクト¥550(フローラルリーフ @floralleaf.samukawa)
晴れた日曜日、近所を散歩して道端に咲いている花や植物を観察するように、公園で芝生の上で寝転がって木々の香りを感じるように、自然を愛する人ならば「園芸店にいく」という週末の選択肢もいいだろう。
編集者の大先輩、いとうせいこうのエッセイ『ボタニカル・ライフ』では、自らをベランダで植物生活を楽しむ「ベランダー」と名乗っており、さらには水さえやっときゃなんとかなる、というマインドを提唱している。目の前のハードルをいとも簡単に吹き飛ばしたこの言葉に感銘を受け、自宅に立派な庭はないけれど、ベランダやキッチンの窓にささやかなスペースがあるから大丈夫、と信じて園芸店へ。

神奈川県の寒川神社の近くにある「フローラルリーフ」は、初心者でも育てやすい花苗や観葉植物を中心に、すでに興味がある人が惹かれるような珍しい品種まで幅広く揃う園芸店。家族経営で20年近くお店を営んでおり、現在は息子さんの大川凌平さんが店長を務めている。仕入れ先は国内外さまざまで、大川さん自らが海外へ買い付けに出向き、農家から直接仕入れるコウモリランなど玄人も唸る貴重品種は店内奥のゾーンに。○神奈川県高座郡寒川町宮山222 ○9:30 〜 17:00(冬季は16:30)、月曜定休 Instagram@floralleaf.samukawa
まずはシクラメンやパンジーのような育てやすい花の苗と小さなプランターを購入し、日当たりと風通しの良い窓辺に置いて水をあげればオーケー。レモンの木、金柑の木などを育てて、収穫できたら料理やお酒に入れてみたり、友人にお裾分けするのだって良さそうだ。これも全て、ベランダで始めることができる。
ついつい夢中になって、気づけば家の中が植物や土や道具で侵食されている……なんてことにならないようにだけ、気をつけたいところ。
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