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LAB SERIES
やりすぎず、やらなさすぎず。ちょうどいい肌の手入れとはいかに?
2021年6月3日
photo: Taro Hirayama
grooming: Yoshikazu Miyamoto
text & edit: Tamio Ogasawara

あら、もう、肌がツルツルね。なんてお姉さまに言われたら、それは誰だって嬉しいし、ドキドキする。だからといって、それが目的になり始めると、メンズグルーミングにおけるスキンケアの基本からはおそらくちょっと離れてしまう。そもそも身だしなみとは、人に不快感を与えないような最低限のマナーみたいなもので、日々の習慣で出来得る範囲のことをやれれば、それでいいはずなのだ。若ければニキビはできるし、歳を取ればシワは増える。白い柔肌もいいけど、日に焼けた浅黒さも悪くない。人の生理のありのままを受け入れることが肝要で、不潔な人に見えなければ、それでいいじゃないって思わない?
朝起きたら、歯を磨いて、顔を洗って、髪を整えて、朝食を食べる。このごく自然な流れの中の、「顔を洗って」のところで役に立つのが、ニューヨーク生まれの〈ラボ シリーズ〉。世界初のトータルメンズグルーミングブランド〈アラミス〉から生まれた、メンズスキンケアブランドだ。ちなみに、〈アラミス〉は1964年、〈ラボ シリーズ〉は1987年に誕生している。200年近いものもざらにある女性のコスメティックブランドに比べたら、世界初ですら、その歴史はまだ浅いのかもしれないが、「ラボ シリーズ リサーチ センター」なる機関を設け、男の肌一筋に研究、開発を続けているのは信頼に足り得るものだと思う。

洗顔は手早く時間をかけない。
まずはフェイスクレンザーで洗顔だ。自然とやっているとは思うけど、洗顔をする前にさっと水かぬるま湯で予洗いをしておくこと。顔と手を濡らした後に、手のひらにジェルをアーモンド大くらいに取って泡立て、皮脂の分泌が多い部分から、マッサージをするように手早く洗っていく。小鼻、鼻筋、おでこ、その他はささっと。目の周りは皮脂分泌が少ないので泡で洗わなくても大丈夫。最後は水やぬるま湯でしっかり洗い流す。ポイントは時間をかけないこと。長いことやると、潤いがなくなり、洗顔後に顔も突っ張りがちになる。タオルで拭くときは、ゴシゴシとやらないこと。顔を押さえるように水分を優しく拭き取ることだ。


肌は水分を欲しているのだ。
お次は化粧水で肌を整える。洗顔後、清潔になった肌に、軽く押しつけるように馴染ませることで、潤いを与えてくれるのがフェイスローションだ。手のひらに適量取り、目の周りは避けて、顔全体から首筋までギュッギュッギュッと水分をいき渡らせる。保湿というよりは、肌の表面を整えていくのが化粧水の役割であり、水分を与えるのが主な目的。保湿液をつける前の肌の準備といったところである。


男は黙って乳液で保湿。
最後は保湿だ。男女で肌質は異なり、女性は乾燥肌に悩みがちだし、男はテカテカしがち。でも、男のテカテカ具合も表面に油分が多いせいであって、実は意外と肌の内側までは潤ってなかったり。一方で、乾燥肌の男だってたくさんいる。だから、ここまでやらなくてもいいかとは思わずに、男は黙って乳液で保湿だ。せっかく化粧水で水分を補給したのだから、乳液で肌の水分蒸発を防いでやろうじゃない。化粧水も保湿液も面倒だなとは思うのだけど、これをどう習慣づけるかが大切で、別にテレビを見ながら乳液をつけたっていいわけで。手のひらに2、3プッシュして、顔と首につけるだけだ。

そもそも、この一連のお手入れも、若者なら、朝、晩の2回やってもいいと思うし、いい歳になってきたら、夜お風呂に入ったときにやって、朝は水で洗い流すだけでもよいじゃない。自分の肌の調子を見ながら、いろいろ試して、やったりやらなかったり、自分なりの肌の手入れを身につけることが大事なこと。
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