カルチャー

PARAKEET CINEMA CLASS Vol.6/『ドミノ』(監督:ロバート・ロドリゲス)

「ロバート・ロドリゲスはヒッチコック主義者なのか?」

2023年10月30日

jingle: Kensuke Ide
cover design: Katsuyoshi Mawatari
text: Ryoma Uchida
edit: Keisuke Kagiwada

”真の映画批評に触れられるこの世でただ1つ”のポッドキャスト番組
「PARAKEET CINEMA CLASS」。

 今月も映画批評家の廣瀬純さんとライターの鍵和田啓介さんが、公開中の新作映画をネタバレ上等で語り明かしています! 第6回はロバート・ロドリゲス監督による『ドミノ』。まずは予告編をチェック!

 監督は『エル・マリアッチ』や『シン・シティ』を手がけたロバート・ロドリゲス。今作の主人公となるのは、最愛の娘が行方不明になってしまった刑事のダニー・ローク(演:ベン・アフレック)。彼は”決して捕まえられない男”を追い、現実と見紛う〈世界〉に踏み込み追い詰められ……。多重構造のストーリー&世界観が展開されていく。

 ポッドキャストでは、本作におけるヒッチコックへのオマージュ描写や登場人物の「外観」と「内実」の差異について考察。また、監督の「催眠術への関心」を『Cure』(黒沢清・監)と比較する。最後に廣瀬さんが語る「この作品の強さ」とは? 縦横無尽に広がる話しを聴き逃さぬように!

※繰り返しますが、ネタバレ上等がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を!

Host:
廣瀬純/1971年、東京都生まれ。哲学・映画批評。龍谷大学教員。映画関係の著書に『シネマの大義』『シネキャピタル』など。   

鍵和田啓介/1988年、東京都生まれ。ライター、編集者。著書に『みんなの映画100選』など。