カルチャー
【#1】UFOのまち羽咋
2022年10月25日
text: Jyoumei Takano
edit: Eri Machida

石川県羽咋市をUFOのまちとして町おこしを行った経緯についてお話いたします。
当館(コスモアイル羽咋)アドバイザーの高野誠鮮(当時羽咋市役所臨時職員)が中心となって町おこしのために「羽咋ギネスブック」を羽咋の一番を探す為に作っていました。
その過程で羽咋の歴史について調べていると奇妙なことが書かれた古文書を見つけました。その昔、羽咋には「そうはちぼん」と呼ばれる謎の飛行物体が頻繁に目撃されていたと。
「そうはちぼん」とは、お寺で使われるシンバルのような仏具のことで、その形はまるで鍋のフタのような形をしています。「これってUFOのことじゃないか!?」と。
「これは町おこしに使える!」と、賛同してくれるメンバーを数名集めて、「羽咋ミステリークラブ」というUFO町おこし団体を作ったのが始まりでした。
UFOグルメやUFOグッズでメディアを使った戦略で羽咋市内にもUFOのまちというイメージを浸透させていきました。中にはUFOうどんで全国から沢山のお客様が来られるお店もありました。

地道な活動の成果もあり、全く議会でも取り上げられなかったUFOでまちおこしに予算がつき、そして平成2年11月17日から25日までの9日間、羽咋市主催の「第1回宇宙とUFO国際シンポジウム」が開催されました。このシンポジウムは会場運営も全て委託せずに地元市民で行い、プロのイベント会社や広告代理店は一切使いませんでした。その為、電力量が足りなくて停電するなどのトラブルが相次ぎ、順風満帆とはいかなかったものの、9日間で世界から5万人近くの人が集まる大イベントとなりました。

プロフィール
高野誠明
たかの・じょうめい|宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 営業主任。
インフォメーション
コスモアイル羽咋
◯石川県羽咋市鶴多町免田25番地 ☎︎0767・22・9888 8:30~17:00(最終入場16:30) 火休 (祝日の場合は翌平日)
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